黒潮町 教育研究所
〒789−1795   
高知県幡多郡黒潮町佐賀1092−1

kuroshio-l@kochinet.ed.jp
TEL 0880−55−3190
 FAX 0880−55
ー3850
あなたは 人目です。
Since Homepage   2010/12/9
       Last Up  2014/3/27
 平成24年 第2回外国語学習会を開催!小中連携の在り方について学習しました。〜講師 広島大学 准教授兼重昇先生をお招きして〜

 黒潮町研究所NEWS
H24年度第2回外国語学習会
                                                    平成24年10月19日(金)
                                                 佐賀中学校
   
 今年2回目の外国語学習会を開催しました。今回も広島大学の兼重昇先生の公開授業と
講演をお願いし、外国語学習における小中連携の在り方について学習しました。

 ご自分の自己紹介で生徒を惹きつけ、のせていくスタイルはいつもと同じでした。
 この日の授業は「三人称単数のSを使った他者の紹介」たくさんの例から子どもたちに違いを
見つけさせ使い方に慣れさせていました。古い記憶をたどってみると難しい…≠ニ感じていた自分が現れ、1時間の授業で理解させるのはかなり大変だと感じました。(もちろん1時間だけで完全マスターではなく、これからの積み重ねで身に着けていくのでしょうが…)
それでも、やや控えめな子どもたちがゲームの中で言葉を発し授業に参加できていたことは
さすが≠ニ感心させられました。
 講演では、小中連携について、小学校のめあて中学校のめあての違いを分かりやすくお話し
していただきました。小学校は中学校のことを中学校は小学校のことを、お互いに理解し合ってそれぞれの力をつけいていくことは、外国語科だけでなくすべての強化にも通じることだと改めて感じた講演内容でした。
 来年も黒潮町にお出でいただく約束もできました。「来年度は、こんなことをお聞きしたい」と
いう希望がありましたら、黒潮町教育研究所までご連絡ください。
 

           特別支援コーディネーター部会研修会・上川口小校内研修
                                                  平成24年9月28日(金)
                                                  上川口小学校


   「通常学級における特別支援教育の進め方と学級経営」  
                            愛媛大学 花熊 暁教授
  昨年度入野小学校でおいでいただき、ぜひもう一度講演をお聞きしたいとの声が
 多かった花熊先生を今年度は上川口小学校がお招きするとのこと…黒潮町特別支 援コーディネーター部会や、各校に案内をいただき、『合同研修会』となりました。
 用意していた椅子が足りなくなるほどの先生方の参加で、大変充実した研修会にな りました。
  花熊先生に、通常学級における子に応じた支援の在り方や授業づくりのポイントを 実践事例とともにお話しいただき、教室環境づくりの注意点や言葉かけ、学級ルー  ル作りのポイントなどすぐに実践に生かせる方策を教えていただきました。
  特別支援教育だけでなく、通常の指導にも通じることばかり、参加された先生方に は大変参考になったと思います。
        黒潮町に新しいALTが来ました。
  よろしく お願い します!

 
 ニュージーランド出身のLaura
 カナダ出身のMatthewです。


 二人ともとっても爽やかでキュート!
 早く日本の生活に慣れようと、地域のイベントに
 参加したり、食べたことのない日本食に挑戦したり、
 毎日いろいろなことにチャレンジしています。
  初めての土地で初めて会う人たちばかり、
 毎日緊張の連続だと思いますが、新しい出会いと   学校のLessonをとても楽しみにしています。
  学校行事や地域のイベントにも誘ってくださいね。
 (関連記事:研究所だより「くろしお」へ)



外国語活動 ALT訪問 

☆☆☆☆☆☆☆☆今年度新たな取り組み☆☆☆☆☆☆☆☆

 黒潮町の二人のALTが5月28日から6月8日までの2週間、
いつも訪問している学校を入れ替えて外国語活動の授業を行
っています。「Feel nervouse!]ドキドキのALTに「Hello!」
とてもうれしそうに、とても元気に声をかける子どもたち。
 それぞれの学校、それぞれの学級でとても楽しく学習ができ
たようです。(関連記事:研究所だより「くろしお」へ)

「Hi friends!」デジタル教材で外国語活動がより楽しく!

  写真でもわかるように、黒潮町の各学校でも「Hi friends!」を中心に外国語活動を行っています。
少しずつ新しい教材にも慣れ、デジタル教材を活用する学校が増えていますが、まだまだ使いこなせ
ていないとの声も…。
  夏休みの学習会は、『「Hi friends!」のデジタル教材を使いこなそう!』なんて言うのはどうでしょう。
これから計画したいと思いますが、町内、町外の先生方の参加大歓迎です。どうぞ、ご参加ください。



特別支援教育コーディネーター研究会研修会・入野小学校
校内研修会
                              2月27日(月)
                               入野小学校
 
 「通常の学級における特別支援教育〜一人ひとりの子どもを大切
にする授業・学級・学校をめざして〜」という演題で、愛媛大学教育
学部教授・愛媛大学附属特別支援学校校長の花熊 暁(はなくまさ
とる)先生にご講演いただきました。
 特別支援教育の視点に立った授業づくりがなぜ必要なのか、具体
的にどうすればいいのかなど、画像等もを交えながらとても分かりや
すくお話しいただき、2時間があっという間に過ぎてしまいました 
 なお、この研修会についてはDVDと資料がありますので、ご覧に
なりたい方は、研究所までご連絡下さい。
 
  
      伊田小学校5・6年生                      上川口小学校1・2年生

      
          拳ノ川小学校3・4年生

小学校外国語活動授業(3校)

 今年度1年間、研究所ではこれら3校の外国語活動の授業に参加し研究を続けてきました。研究所主催の「平成23年
度外国語活動学習会」の内容が、授業の中で活用されていて嬉しく感じたことでした。
 来年度は、中学校の新学習指導要領が完全実施となります。指導主事から、「小学校外国語活動をどう上手く中学校
外国語科に接続していくかが課題です。中学校外国語科のスタートカリキュラムの研究や、小中連携を意識した取り組み
や研修会が増えてくると思います。」というお話がありました。研究所でも、来年度は「平成24年度外国語活動・外国語
科学習会」で、中学校での講師の模範授業や講演を予定しています。
 外国語に限らず、これからは、様々な場面で異校種が連携し、長いスパンで子どもを育てていくというスタンスが益々必
要になってくると思います。
 

 
黒潮町立拳ノ川小学校校内研修
  
                       2月23日(木)
                         拳ノ川小学校
                         
 3・4年生の外国語活動「月の言い方を知ろう」で、目標は、「友だちの誕生月を覚え、繰り返し言うことで月の言い方に
慣れ親しむ」でした。ALTと担任が、事前(20日の放課後)に30分間程度時間を取り、授業の内容や教材について打ち
合わせをして授業に臨みました。担任が主導でALTを上手く活用した授業でした。「月」の単語を自然に何回も繰り返し聞
いたり話したりできるように複数の活動が取り入れられていて、子どもたちがいきいきと目を輝かせながら取り組んでい
る姿が印象的でした。指導主事から、「先生が、授業の中で、ALTに”When is your birthday?でいい?”というようにたず
ねたり確認したりしながら英語を話す姿が良かったです。担任の先生は、子どもたちにとって、英語を学ぶ姿のモデルで
す。」というお話がありました。
 授業反省後、指導主事の講話の中で、来年度の外国語活動の新教材「Hi, friends! 1」の紹介がありました。英語ノート
の課題点をクリアし、使いやすさにこだわった教材になっていると感じました。3月末から遅くても4月始めには、学校に届
く予定です。


平成23年度黒潮町教育委員会研修視察(広島県呉市)  
                        2月2日(木)〜3日(金)
                           呉市立和庄小学校

 呉市教育委員会(2日)と呉市立和庄小学校(3日)を訪問し、「小中一貫教育」に関する、先進的な取り組みについて
研修しました。
 呉市は、中学校28校、小学校44校というたくさんの小中学校がある市です。その全ての中学校区で「小中一貫教育」
をすすめています。ブロック別学校経営研修会(校長会)、小中一貫教育コーディネーターの配置、小中一貫教育推進加
配講師措置、小中一貫教育研究事業など、制度面や予算面で地教委が全面的にバックアップしています。「小中一貫教
育」には、約10年近く取り組んでいるということでした。成果は、学力の向上(全ての教科で全国平均を上回っている)、
生徒指導上の諸問題が減少していること等です。
 和庄小学校の教育目標は、「一に体力、二に気力、三に学力、ぐんぐん伸びよ」です。特に印象に残った取り組みとして
ノーチャイムの実施(自分で時計を見て動く、上級生が下級生のリーダーとなる)、挨拶・返事・靴そろえの徹底(呉市全
体の取り組み)、乗り入れ授業(中学校の先生が小学校へ来て授業を行う)等がありました。成果としては、各種テストが
県平均を上回る結果となっていること、無解答率0%(諦めない気持ちが育っている)等が挙げられていました。研修当日
は、全学級(12学級)の授業を公開していただきました。上の写真はその一部です。授業では、「言葉」をとても大切にし
ています。子どもたちは、主語・述語・語尾・声の大きさに気をつけながら、自分の言葉で発言できていました。このような
力は一朝一夕には身につくものではありません。粘り強い普段の取り組みの賜物だと感じたことでした。

 
  

黒潮町立大方中学校 校内研修
                  1月26日(木)
                   大方中学校

 2年生の英語「LESSON8−1」で、目標は、「I think (that), I don't think (that)構文の疑問文の意味や構造を理解し、
身近なことについてQ&Aできる。」でした。子どもたちが、示された例文の頭にI think (that), I don't think (that)をつけて
理由(ここは日本語)と一緒に発表していました。理由の部分にそれぞれの子どもの個性があり、いつもは見えていない
友だちの一面を発見して感心したり驚いたりする学級の子どもたちの様子が見えました。小学校外国語活動ともつながる
ものを感じたことでした。
 研究協議は、今年度始めから取り入れているKJ法が定着し、とてもスムーズに、また活発に協議・共有が進みました。
みんなが主体的に参加できるスタイルとして、とても有効な方法だと感じました。

平成23年度海外研修報告会
                          平成24年1月13日(金)
                            黒潮町立入野小学校

 黒潮町立入野小学校 6年担任の二岡裕幸先生による、「モンゴ
ルで思ったこと」〜平成23年度JICA四国教師海外研修〜
平成23年8月(10日間)の研修報告でした。 モンゴルという国の
地理・歴史・文化・最近の社会情勢・学校やゲルでの生活の様子な
どについて、スライドショーやムービーを駆使した発表で、40分間が
あっという間に過ぎてしまいました。
 参加者からは、「日本人が忘れている事、考えなくてはいけない点
について、研修の報告を聞いて再確認できました。」「色々な教科を
指導するにあたっても視覚に訴え実感を持つ大切さが身にしみまし
た。」「ぜひ子どもたちにも聞かせてあげたいとおもいました。」等の
感想が寄せられました。
 なお、この報告会についてはDVDがありますので、ご覧になりた
い方は、研究所までご連絡下さい。

平成23年度高知県ALT中間期研修会
                                 12月6日(火)
                             高知県教育センター
 
 ALT・CIRが82人、日本人の教員は45人、その中で小学校教員
は13名でした。4〜5人のグループに分かれ、指導案やチャンツを
作ったり、普段の実践を共有したりしました。
 グループの中で日本人は私一人だけだったため、基本的にやりと
りは英語、時々日本語が飛び交うような状態でした。普段のALTの
気持ちがよくわかりました。簡単な内容は英語で伝えられますが、
込み入った内容になるとなかなか英語では説明できません。ALTと
JTが互いに歩み寄って相手をを理解し合おうとするコミュニケーショ
ンの本質が常に求められる研修会でした。外国語活動が目指す大
切な部分を実感できた貴重な一日でした。
 


 

中土佐町指定保小中連携教育研究発表会
                        11月24日(木)
                        中土佐町立大野見中学校他

 中土佐町の保小中連携の取り組みは4年目で、大野見中学校区は、2度目の発表ということでした。1中学校・1小学
校・1保育所で、地理的にも近く、連携しやすい環境であるといえます。
 公開授業は、中学2年生を参観しました。保育所5歳児5名、中学2年生5名の交流授業でした。総合的な学習で、活動
は「英語であそぼう」。中学2年生と5歳児は、これまで、数回にわたり、調理・英語活動・体操等で交流しています。人間
関係がしっかりできており、笑い声や励ましの言葉、また、ほめる言葉が終始飛交っているとても和やかな雰囲気の1時
間でした。5名の中学2年生が先生役をかわるがわるこなし、園児たちを飽きさせないような工夫をしていました。
 全体会では、ハンドベルの演奏や生徒の発表に続いて、保小中連絡会事務局 大野見中学校教頭 市川 明先生の
発表がありました。
  成果としては、「子どもの様子を共有できた」「生徒指導の相互理解ができた」「教職員の心のつながりや仲間意識が
生まれた」「研修の場ができ、教職員の意識改革ができた」「子どもの力で交流活動の授業を実施することができた」「一
人一役を取り入れたことで参画意識が高まりつつある」「推進会議のメンバーに管理職以外の教諭が入ることにより、活
性化が図られてきた」等があげられていました。
 異年齢の子どもたちが、楽しそうに関わり合う姿、また、自信をもって堂々と発表する姿に触れて、元気をいっぱいもらっ
た会でした。



朝ヶ丘中学校区地域ぐるみ教育研究発表会
                       11月16日(水)
                       須崎市立朝ヶ丘中学校他

 須崎市では、連携教育を長年にわたってすすめています。この日は、朝ヶ丘中学校区の研究発表会でした。
 午前中は、日の出保育園で、2歳児の公開保育を参観しました。読書活動に力を入れている園では、子どもたち
が、絵本に興味を持つようにディスプレイを工夫したり、保育に読み聞かせを取り入れたりしていました。
 多ノ郷小学校では、5年生の外国語活動の授業を参観しました。授業後の分科会では、小・中学校の先生方が一緒に
なって考え、気軽に意見が言える雰囲気がありました。
 全体会では、朝ヶ丘中・多ノ郷小・吾桑小の研究主任が、3校合同の取り組みを分担して発表していました。教育内容
部、人権教育部、地域教育部の3部があります。特徴的なのは、教育内容の中の小中交流部会の取り組みでした。中学
校の先生が小学校へ出前授業に行ったり、また、中学校の生徒が小学校へ絵本の読み聞かせに行ったりしているので
す。また「中1ギャップをなくそう」交流を実施し、小学校から中学校へのスムーズな接続にも取り組んでいます。

第3回外国語活動学習会(オープン講座)
                                10月31日(月)
                                  佐賀小学校

 鳴門教育大学 准教授 兼重昇先生による、5年生、英語ノート1
Lesson6の「What do you want?」の授業でした。先生は、ALTの英
語をほとんど日本語に訳しませんでした。オリジナルのフルーツパフ
ェを作る場面では、この地域ならではの果物を子どもたちにたずね、
調べる場面がありました。また、作業中には、ALTが全員の児童に
個別に声がけをしコミュニケーションする場面もありました。先生が、
外国語活動の授業で何を大切にされているかがよく分かる授業でし
た。
 授業後は、「小学校外国語活動そして中学校外国語科」という演
題で講演をしていただきました。「場面の中で英語をわかろうとする
ことが大切」「英語ノート以外のもの、ご当地のものを使う」「活動の
後に何かが残ることが大切」等、様々なヒントをいただきました。
 今回の授業については、DVDで黒潮町内の各学校にお届けしま
す。講演については、研究所にデータがありますので、ご覧になりた
い方は、こちらまでご連絡下さい。
 先生には、来年度、黒潮町内2校の中学校でそれぞれ外国語科
の授業をしていただくことが決定しています。
 

子育て講演会
                                10月28日(金)
                                 伊与喜小学校
 
 授業参観の後、「親子でいっしょに体を動かそう」という演題で、
「みやもっち体育」で有名な幼児体育研究家の宮本忠男先生の
講演がありました。親子でワークショップを行いながらお話をしていく
というスタイルでした。写真は、「いもほり」という運動で、保護者が
芋になり、子どもたちが芋を引っ張っているところです。保護者はど
うすれば引かれないか、子どもたちはどうすれば上手く引っ張れる
か、両者の知恵比べです。約1時間程度、様々な運動を教えていた
だきました。
 先生の提案されている体育は、ただ運動して楽しかったというだけ
のものではなく、運動することを通して温かさやにおいなどを感じ、ま
た思いやりや優しさにふれ、お互いを認め合いながら、自分だけで
なくみんなで楽しむことを大切にしているとのことでした。
 





第21回拳ノ川小校内研修会
                     10月12日(水)
                黒潮町立拳ノ川小学校

 
高知大附属小から高橋 真先生を講師としてお招きした校内研修会でした。高橋先生には、3・4年生算数複式の
授業(上2枚写真)と講話をしていただきました。また、1・2年生算数複式の授業(下2枚写真)は、拳ノ川小の藤原教頭
先生が行いました。
 授業の後、「複式授業における”児童の学ばせ方”と言語活動の取り入れ方及び指導法」という演題で、高橋先生に
ご講話いただきました。「学習対象へ自ら働きかけようとする子ども」を育てることが大事というお話がありました。その
ために、問題提示の工夫(未完成のものを提示)や吹き出しの活用(思い描いたことを自由にかかせる)、既習の問題と
未習の問題を混在させて提示することが有効とのことでした。
 また、「答えまで出せなくても、何をしようとしたのかを表出できる子ども」を育てるために、子どもの発表に「完全」を求め
ないことというお話がありました。完全な発表だと、その他の子どもたちは、完全な聞き手になってしまいます。思考過程
を大事にすることで、発表している本人は勿論のこと、それを聞いている子どもたちにも思考を促すことができるというの
です。教師が、「○○さんは、なぜこう考えたのでしょうか。」「○○さんの意見の続きをみんなで考えてみましょう。」と働
きかけることによって、子どもたちがみんなで完全な答えを見つけようと、自ら意欲的に思考するようになるということでし
た。
 これらは、複式の授業だけでなく、単式の授業でも大切にしていきたい視点だと感じました。

平成23年度中国・四国地区教育研究所連盟研究協議会
                             (高知大会)
                     
  9月15日(木)・16日(金
                                   高知会館

 2日間にわたり、約150人の参加で行われた高知大会でした。
 坂本龍馬記念館の森健志郎館長による「龍馬伝が残していったも
の」という講演では大河ドラマ「龍馬伝」の裏話や、記念館を訪問さ
れた前台湾総統の李登輝氏、ソフトバンクの孫正義氏についてのエ
ピソードを聞くことができ、あっという間の1時間でした。「龍馬は名
誉や権力、お金等という私欲をかけて仕事をするのではなく、命をか
けて仕事をしたから、時代を大きく動かすことができた。今からの若
い人にはとにかく、自分の信じることに向けて行動することが大事と
いうことを伝えたい。」と言われていたことが印象的でした。
 分科会では、不登校や学力向上についての他の研究所の取り組
みを知ることができました。そして、何より中国・四国地区の教育研
究所の先生方と交流できたことが、大きな励みとなりました。


平成23年度生徒指導推進講座
                                8月24日(水)
                         高知県教育センター本館

 「子どもたちの学校適応に向けた支援の在り方と進め方―これか
らの生徒指導と教育相談―」という演題で、広島大学大学院教育学
研究科附属教育実践総合センター・栗原慎二先生のご講演でした。
子どもの欲求は、3段階のピラミッドになっていて{一番下から、交
流欲求(愛と所属)・承認欲求(褒められ認められたい)・影響力欲
求(自己実現)}段階を飛び越えることはできないということでした。
具体的な事例を挙げながらの分かりやすい説明と、ワークショップで
難しくなりがちな生徒指導の理論がより実践的なものになっている
と感じました。
 先生が、「生徒指導と教育相談の実質的統合の必然性」という
ことを言われていましたが、これからは、ますますその感覚が必要に
なってくると感じました。
 

第2回外国語活動学習会
                               8月23日(火)
                             保健福祉センター

 6月の第1回に続いて、今回は、「中学校につながる外国語活動」
というテーマで、西部教育事務所・山沖美保指導主事に、講話と
ワークショップをしていただきました。参加人数が7名で、勿体ない感
じでしたが、大変ていねいなご指導をいただくことができました。様
々なゲームや模擬授業などを体験でき、外国語活動の授業を受け
る子どもの気持ちになることができました。現場での実践に早速役
立つ内容でした。
 参加された先生方から、「是非中学校の先生方にも参加してもら
い、小学校外国語活動を一緒に楽しむところからはじめてもらえたら
。」という意見が出されました。来年度からの取り組みのヒントをもら
えたように思いました。

平成23年度高知県英語研究大会
                     8月19日(金)・20日(土)
                               高知大学
 
 「小・中・高で歩む新しい英語教育」をテーマに、2日間に渡る、実
践発表(ビデオによる授業公開)や研究協議、講演等が行われまし
た。「中学校入門期の8時間」という大豊町中学校・福留雅子先生
の実践や、「本文の内容理解から音読まで」というテーマの東京都
港区立赤坂中学校・北原延晃先生のワークショップは、小学校外
国語活動との円滑なつながりが工夫されていました。また、神奈川
大学外国語学部・久保野雅史先生は、中学校と高等学校の接続に
ついて講演されました。音読や暗唱・スピーチの指導を大事にしたい
というお話でした。
 小学校だけでなく中学校、高等学校について学習することで、「小
学校外国語活動」で大切にしたい事や、つけたい力を確認できたよ
うに思いました。

小学校外国語活動研修(ステージU)
                           7月25日(月)
                    高知県教育センター本館

 午前中、「学校組織として取り組む外国語活動」と題して、文部科
学省初等中等教育局教育課程課国際教育課教科調査官・国立教
育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官 直山 木綿
子先生の講演でした。講演の後半は、模擬授業形式で、様々な活
動を教えていただきました。ただゲームをするのではなく、そのゲー
ムで、どのような力を子どもにつけたいのかが、はっきりと指導者の
中になければならないということがわかりました。
 午後は、中土佐町教職員によるパネルディスカッション、その後は
グループ別演習でした。「外国語活動には無理がある!」というテー
マに対して、賛成派と反対派にわかれ、ロールディベートを行いまし
た。物事には、必ず肯定的な面と否定的な面があります。今日の
ロールディベートで、自分の中の外国語活動に対する二つの面に気
づかされました。

 
黒潮町教育研究会 第2回学力向上委員会オープン講座
                              7月22日(金)
                            佐賀総合センター

 筑波大附属小の二瓶弘行先生を講師にお迎えしました。はじめに、佐賀小学校6年生の「詩」の授業、その後、
「国語の宝箱〜二瓶弘行先生編〜」と題しての講演でした。
 参加者のアンケートには、「詩の読み取りだけに終わらない活用につなげる授業のあり方を学ばせてもらいました。」
「手を挙げる集団を作る話が印象的だった。『手を挙げない自分は何だろう』と感じさせること、全員が手を挙げるように
1年かけ諦めず指導していくこと、当たり前のように思うが、それができていないことに気づいた。『自分の意見を全体の
中で響かせる人ほど伸びていく』そのとおりだと思った。当たり前のことが当たり前にできていないことに気づかせてもら
えた時間だった。」「校内研で参加させていただいたので2学期からの授業が変わるのではないかと期待しています。」
等の意見がありました。
 二瓶先生には、来年のこの会に、再度お出でいただけることになりました。来年、会場は大方地区、児童は入野小の予
定です。

新教育課程拠点校(国語科)研究発表会
                          
6月24日(金)
                       四万十市立中村小学校

 授業のあと、「言語活動の充実を図る国語科授業のあり方」という
演題で高知市立江陽小学校 校長 片岡 忠三先生の講演があり
ました。全教科で言語活動を充実させるために、江陽小学校が取り
組んでいることは、本時のめあての提示と同時に、本時の言語活動
のめあてを提示することです。例えば、社会科の授業で、言語活動
のめあてを、「表や図を使って説明する」と提示した場合表や図を使
って説明できれば、本時の言語活動の目標は達成したことになると
いう仕組みです。学年に応じた言語活動の目標を設定し、毎時間提
示することで、言語活動の充実が図れます。ワークショップをところど
ころに入れた、具体的な講演だったので、何をどうすれば、言語活
動が充実したと言えるのかがわかりました。1時間30分があっとい
う間に過ぎたように感じたことでした。

大方中校内研修会
                             6月22日(水)
                        黒潮町立大方中学校
 
 1年生国語科「要約してみよう」を授業参観した後、指導案拡大法
、概念化シート法、マトリックス法の3グループで、付箋に成果・課題
・改善策を色別に記入し授業について意見交換・協議を行いました。
最後に、各グループの代表が全体発表を行い、個々人の意見がみ
んなのものになりました。大方中学校では、このような方法を取り入
れながら校内研を行い、授業改善につなげて行くそうです。
 最後に、西部教育事務所の指導主事から、「要約する力について
子どもの現状を見取ること」「本時の目標に対する評価を行うこと」等
についてのアドバイスがありました。
                          

英語パイロットスクール実践研究指定事業公開授業・講演会
                             6月21日(火)
                         土佐市立高岡中学校

 高岡中英語科の研究主題は、「4技能の基礎を養い、自ら進んで
積極的にコミュニケーションを図ろうとする生徒の育成」です。@生
徒相互のコミュニケーション活動を取り入れた指導A視聴覚教材の
活用B英語ライティングシートを活用した指導の研究を続けていま
す。公開授業は2年生と3年生でした。授業後に研究協議、午後は、
「新学習指導要領を踏まえた授業作りの課題と対策について」
と題した、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調
査官・文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・文部科
学省初等中等教育局国際教育課外国語教育推進室教科調査官 
平木 裕先生の講演でした。学習指導要領(外国語活動・外国語科
)における小・中・高のつながりや評価についての具体的で分かり
やすいお話でした。小中高と全てについて知ることで、小学校でつ
けるべき力がより明確になったと感じました。この会は、中学校の先
生方を対象にしていましたが、小学校・高等学校の先生方にも参考
になる内容でした。

 
第9回拳ノ川小校内研修会
                6月13日(月)
          黒潮町立拳ノ川小学校

 高知大附属小から3人の先生(田中先生、藤田先生、高橋先生)をお招きし、町内はもちろん、近隣の市町村にも
門戸を開いた研修会でした。3時間目は拳ノ川小の先生による5・6年の算数、4時間目は高知大附属小の田中先生
による(写真左)3.4年の国語、5時間目も同じく附属小の藤田先生による(写真右)1・2年の国語の授業でした。
 最後に附属小の先生方から、「複式における”児童の学ばせ方”と言語活動の取り入れ方及び指導方法」という
内容で講話をしていただきました。「正しいこと、立派なことをみんなが言える・書ける・読める”国語”から、文章・友だち
の言葉・行動をもとにして考える”国語”へと先生の意識を変えることが大切である。」「子どもにとって教師が必要だか
ら直接関わる、子どもが今教師を必要としていないからもう片方の学年へ行く、という子どもにとっての”わたり”を成立
させる必要がある。」「単式学級ではできない、複式学級だからこそできることがある。それは、人数が少ないから
集まって話し合いができること、間接指導の時間があるから子どもに任すことができることである。」等、はっとさせられ
る発見が沢山ありました。
  

第3回西部地区指導事務担当者会
               
6月7日(火)
                 西部教育事務所

 西部教育事務所、市町村指導事務担当者、教育研究所等のメンバーで、終日の会でした。
 最初の、所長挨拶は、「人間的に評価の高い人」についてでした。@「基本に忠実な人」時間を守る、挨拶ができる、
整理整頓ができる、法令に基づく仕事ができるA「向上心を持ち勉強する人」私には無理とすぐ決め付けないで挑戦
するB「人の言うことに耳を傾け励む素直さのある人」自分には知らないことが沢山あると謙虚になれるC「全力で取り
組む人」問題解決を諦めない 等の例が挙げられました。
 次は、外国語活動について、その次は、道徳教育の推進について、それぞれ担当の指導主事より講話がありました。
 午後は、学力向上についてで、中1数学「文字と式」の、担当指導主事による模擬授業の後、意見交換を行いました。
次は、「わが町の学力向上策」について、各市町村別に指導事務担当者が発表を行い、グループ別に話し合いました。
 研究所として、黒潮町の子どもたちに今何が必要かを考え、無駄を省き、本当に必要だと思われるものに力を注いで
いきたいと思います。



小・中学校校長研修
                           6月3日(金)
                   須崎市立市民文化会館

 午後だけ、オープン参加で、研究所も、鳴門教育大学大学院 
村川 雅弘 准教授お話を聞くことができました。大岱小学校のお
話は、一番最後でした。
 この本は、研究所にもありますが、この度、各学校に1冊購入し
ましたので、近日中にお届けします。

平成23年度第1回外国語活動学習会
                           6月2日(木)
                           入野小学校

 鳴門教育大学 兼重 昇准教授による、6年生、英語ノート2
Lesson3の「When is your birthday?」の授業でした。「小学校外国
語活動に対する基本的な考え方」、「児童へのアプローチの仕方」
等、多くのことを教えていただきました。また、後の講演でも
「小学校外国語活動が目指すもの」、「小・中学校の連携に関する
こと」等、日ごろの私たちがかかえている悩みの解決につながる
お話をいただきました。
 第2回は、8月23日(火)、講師は、西部教育事務所の山沖美保
先生(案内は6月6日に出しています。)、第3回は、10月31日
(月)講師は、再び兼重先生で、会場は佐賀小、5年生の授業
(講師による)と、講演(内容は検討中)です。予定に入れておい
てくださいね。


平成23年度高知県教育研究所春季連絡協議会
                          
5月27日(金)
                     高知県教育センター分館 

 全体会は、演題「人間関係を育てる授業作り―「学び合い」の
指導力を高める―」富山県南砺市立福光中部小学校の水上 
和夫校長先生の講演でした。今まで、「仲間作りは、主に特別
活動や学級活動で取り組むもの」という感覚が自分の中にあり
ました。今日の講演を聞いて、一日の中で一番長いのは授業
時間なのだから、仲間作りを日々の授業の中でやることが、
一番無理のない効果的な方法であることが理解できました。
指導者が仲間作りの視点を持つか持たないかで、子どもの
意欲も変わってくると思います。
 グループ協議では、「人間関係を育てる授業づくりのために、
研究所として何ができるのか」を考えました。@情報収集と
情報発信A校内研修への支援B研修会・学習会の実施 等
が出されました。今年度は、小中学校の校内研修に参加する
機会が多いので、研究所として、具体的にどんな支援ができる
のか探っていきたいと思います。



3・4年複式算数授業(拳ノ川小学校)
                 
5月25日

 3年「あまりのあるわり算」、4年「倍の計算」でした。
 はじめてあまりのあるわり算を学習する3年生、「14÷3」の計算の答えを、「4ぐらい」「5ぐらい」と
戸惑いながら予想していきました。自分なりに図や絵を描き、説明する場面で、「誰にも分けられません、
答えは0人です。」と答えた子どもがいました。理由を聞いてみると、「3つずつきちんと分けられないから、
誰にも分けられない。」というのです。”等しく分ける”というわり算の意味が、きっちり定着していると感じた
ことでした。授業を通して、、わり算には、”あまり”というものができるときがあるということを、驚きをもって
理解した子どもたちでした。
 授業後には、西部教育事務所の段松指導主事にご指導いただきながら、反省会を持ちました。文章題では
イメージ化がとても重要です。図に表してイメージ化する、出ている数に線を引かせるだけでなく、その数を
どうするのかということを言わせる等、具体的な方法について話し合いました。



兼重 昇先生(6月2日講師)・二瓶弘行先生(7月22日講師)
の著書を購入しました

6冊購入しました。詳しくは、左の「教育関係資料」をクリックして
ください。ご覧になりたい方は、研究所までご連絡ください。



教育関係資料の画像

英語大型絵本・英語絵カード・英語大型ポスターの整備が済んでいます。
シールは、5月12日の校長会で各校にお配りします。英語科・外国語活動の授業に役立ててください。

研究所主催の会のお知らせ
 
今年度、教育研究所では、「外国語活動学習会」を、年間3回程度計画しています。第1回と第2回の日程
 場所・講師・大まかな内容等が決まっています。
  

 「第1回外国語活動学習会」
 日時:6月2日(木)14:25〜16:40
 場所:入野小学校
 講師:鳴門教育大学 兼重 昇准教授
 内容:講師による外国語活動の授業(6年生)・講演
 申し込み:5月20日(金)〆切  研究所 池上まで

     ※開催要項を各学校に送付しています。(4月13日)
       講師の授業を参観できるよい機会です。是非ご参加ください。


 「第2回外国語活動学習会」
 日時:8月23日(火) 13:30〜16:40(予定)
 場所:保健福祉センター 2F 健康研修室
 講師:西部教育事務所 山沖 美保指導主事
 内容:外国語活動に関する講話・ワークショップ他(予定)

     ※開催要項は6月中に送付します。
      授業に役立つことが満載です。
      予定に入れておいてくださいね。





5年生外国語活動授業
                    3月11日(金)
                    入野小学校(黒潮町)

 黒潮町には、ALTが2人います。今回は、外国語活動のまとめの
授業だったので、特別に2人のALTに来てもらいました。子どもたち
はALTの会話を聞き、何を話しているかを当てるゲームに挑戦しま
した。普段あまり触れる機会のないネイティブの会話を真剣に聞く子
どもたちの表情がとても印象的でした。「言っていることの全てがわ
からなくてもいい。知っている言葉や表情、ゼスチャーなどを手がか
りにして、内容を推測することが大事。そして何より、相手が伝えよう
としていることを分かろうとする気持ちが一番大事。」
という担任の先生の言葉に、小学校外国語活動で大切にしたい
ことがこめられていると感じました。



平成22年度第3回黒潮町小学校外国語活動連絡協議会
                    2月22日(火)
                    上川口小学校(黒潮町)

 第1回7月(佐賀小)、第2回11月(入野小)に続き、今年度最後
の会が開かれました。、「来年度からの外国語活動の実施に
ついて」というテーマで、西部教育事務所の稲田充宏指導主事に
講話をしていただきました。先生方や子どもたちのアンケート結果
から、小学校の先生方が発音・教材作り・また学校全体としての
具体的な取り組み等に対して不安を抱いていること、中1の生徒
たちが授業の中でゲーム(楽しく英語を学ぶこと)に期待している
こと等が明らかになりました。今、小学校外国語活動から中学校
英語科へのスムーズな連携が求められています。まず、小・中学校
の先生が気軽に交流しあえる場を設けることが連携の第一歩では
ないかという意見が出されました。



平成22年度第2回西部地区教育研究所・センター情報交換会
                   
2月15日(火)
                     幡多総合庁舎(四万十市)

 「学力向上に関わっての調査・研究について〜今年度の取組の
交流〜」をテーマに、四万十市・宿毛市・土佐清水市・黒潮町が
それぞれの取組・成果・課題等について発表を行いました。「ICTを
活用した授業改善」「中学校の教科担当者会の開催」等、参考に
なる取組があり、刺激を受けました。研究所の役割は、「教育の
情報発信」「学校のサポート」であるということを忘れず、現場の
先生方のニーズに合った取組を工夫していこうということを確認
しあいました。





平成22年度小学校外国語活動実践研究大会(西部ブロック)
                     2月10日(木)
                     四万十市立東山小学校

 西部教育事務所の稲田充宏指導主事が5年生外国語活動の
授業を行いました。指導主事自作の楽しいゲームや劇が次々と
繰り出される中、子どもたちは今まで習った英語を総動員して取り
組んでいました。全体会では、指定校4校の研究主任による実践
発表がありました。入野小学校は研究主任だけではなく、5年担任
の野中道八先生が、日々外国語活動に取り組む中での悩みや
発見、またどのように課題を克服していったかについて実践者の視
点から発表を行い、実際授業で使用している教具を用いた実感の
ある説明に会場が盛り上がっていました。来年度から、小学校は、
新指導要領完全実施で、5・6年に外国語活動が入ってきます。
中学校の英語科とのつながりを意識した更なる取組が必要になって
くるのではないかと感じました。




平成22年度第11回西部地区指導事務担当者会
                     2月1日(火)
                     幡多総合庁舎(四万十市)

 午前中は、学習評価についての学習や協議、また、教育センターや心の教育センターの報告や事業説明がありました。午後は、今年度の学力向上の各市町村ごとに振り返り、来年度に向けて授業改善にどう取り組むかを考えました。まず、各市町村の指導主事・研修指導員による「わが町の学力向上策 成果と課題」の発表の後、グループに分かれ、授業改善に関する課題の具体的な解決策を協議し、発表しあいました。






第5回学力向上委員会

                     1月28日(金)
                     保健福祉センター(黒潮町)
 
 学力向上委員会は、黒潮町教育研究会の研究主任の会で年間5回行っています。今回の議題は、「力だめしテスト(黒潮町独自のテスト、12月実施)の集計・分析」「今年度の成果・課題」「来年度に向けて」でした。今年度の成果として、第2回学力向上委員会の講師(筑波大附属小 青木伸生先生)の講話がとても良かったと言う意見が数多く出されました。これからの課題として、小中が連携し、各種テスト等の集計・分析を活かしながら、共有できるテーマについて、もっと具体的に取り組んではどうかと言う意見が出されました。来年度もこの会は5回行うこととし、第3回まで日程を決定しました。第1回6月9日(木)15:30〜16:45、・第2回7月22日(金)午後・第3回8月26日(金)午前です。なお、第2回の講師は、筑波大附属小 二瓶弘行先生に決定しています。





平成22年度小学校外国語活動中核教員研修Bブロック
          
      1月7日(金)
                 高知県教育センター本館(高知市)
 
 「英語活動の宝箱〜梅本龍多先生編〜」と題した、関西大学 初等部教諭の梅本龍多先生の講演、指導主事による「高知県小学校外国語活動モデルプラン」の解説とアクティビティの紹介、授業DVD視聴の後グループ協議・発表、活動作り・発表という内容の研修でした。梅本先生が実際に英語ノートを使って様々な活動モデルを提示して下さいました。先生のお話の中には、「授業とは、”平面”を”立体”にすること」「先生が言って欲しいことだけを言わせていては英語嫌いが増えるだけ、子どもが考えていることや本当に言いたいことを言わすようにしていく」「相手のことを考えているかどうかが大切なポイント、コミュニケーションは量より質」等、はっとさせられる言葉がたくさんありました。

 


平成22年度発達障害等指導者ステップアップセミナーW
                    
1月5日(水)
                      幡多総合庁舎(四万十市)

 昨年の7月23日、7月26日、8月19日と、3回にわたり学習してきたことを活用しながら、、現場で実践し、10名全員が発表しあいました。高知大学の是永かな子准教授が、一人一人に、詳しいアドバイスを下さり、大変感激しました。午後は、グループに分かれ、指導主事指導のもと、個別の指導計画を再度作成しました。最後に、是永先生の講話を聞き、また、新たな気持ちで、3学期取り組んでいく勇気がわいてきました。





平成22年度第10回西部地区指導事務担当者会
                    平成23年1月4日(火)
                    幡多総合庁舎(四万十市) 

 西部教育事務所長の挨拶・指導主事による「道徳教育」についての講話の後、グループ協議をしました。「管内の現状と課題」について、心情円を使いながら、イメージを共有しあい、共有した課題を解決するための、具体的な解決策を話し合いました。研究所として、現場の先生方に何ができるのか、考えるよい機会となりました。

 

平成22年度海外研修報告会
    
                  12月20日(月)
                        保健福祉センター(黒潮町)

 「”学ぶ意欲”について考える」〜カナダ・韓国訪問を通して〜
と題して、黒潮町立大方中学校の谷 範浩教頭先生が、カナダのキャリア教育や韓国の教育の現状について授業風景等の写真を交えながら発表してくださいました。日本との違いにびっくりしたり、感心したり・・・。あっという間の1時間でした。「もっと詳しく聞きたい」と、アンケートに書いてくださった方もいました。
 なお、この報告会の内容は、ビデオがありますので、ご覧になりたい方は、研究所までご連絡ください。