読み聞かせボランティア


 読み聞かせボランティア」の皆さんが来校してくれます。
 今年初めての読み聞かせの日。
 子ども達は朝から「今日は読み聞かせや!」と心待ちにしています。今日は、「松本みちさん」と「山本りよさん」が読み聞かせに来てくださいました。
 松本さんの読んでくださったのは、土佐清水市に伝わる民話をもとにした紙芝居
です。「おふじがとどろ」という益野地域に伝わる悲しいお話でした。紙芝居の絵も地域の方が描いてくださったそうですが、たいへん美しくすばらしい絵でした。松本さんのお話に引き込まれます。最後に、この民話にまつわる地元の方が歌った歌も聴かせてもらいました。民話取材に行ったとき、偶然その方に出会ったそうで奇跡的な出会いに感動したと言われていました。
 山本さんの読んでくださったのは「TUNAMI」です。内容は「稲村の火」です。「稲村の火」は、小
泉八雲原作のお話で、1854年に起きた安政の東海地震の津波から村人を救った一人の老人のお話です。津波の恐ろしさを後世に伝え、必ず自分の命を守れるようにと教科書の教材にもなりました。絵本はベトナムの方が描かれており、独創的な絵本でした。
 次の「読み聞かせタイム」が楽しみです。