高知県立高知西高等学校
授業者:今村 加代子
1.日 時: 2006年2月17日(金) 1限目(8:50~9:35)
2.クラス: 英語科1-7H(男子6名、女子34名)
3.教 材: CROWN English Series[Ⅱ] (三省堂) Lesson 10 Letters to Superman
4.年間目標(シラバスより抜粋):
・読む-英語Ⅰレベルの英文を読んで、類推・検索で情報を文字通りに適切に読み取り、理解
できる。読むスピードは、100WPM。
・聞く-クラスルーム英語から英語Ⅰレベルの英文を聞き理解し、適切に応答できる。
・文法-高校レベルの英文法・英文構造を理解して、必要に応じて使うことができる。
・話す・書く-英語Ⅰレベルの英文の内容に関して適切な英問英答ができ、概要・要点を口頭
や文章で伝えることができる。
5.本課の目標:
(1) 学んだ英語の語彙や表現を、自分の言葉として使える。
(2) 英文の手紙形式に慣れ、英語で手紙を書ける。
6.評価の観点・方法:
観点
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ねらい
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方法
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授業
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提出物
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定期考査
小テスト
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ライティング |
英文手紙を書く活動を行い、学んだ英語を、自分の言葉として書ける、使えるようにする。
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○
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○
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リーディング |
英文を読む活動を積極的に行い、内容が理解できるようにする。
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○
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○
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スピーキング
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本文の内容に関して適切な英問・英答ができ、概要・要点を伝えることができるようにする。
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○
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リスニング
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クラスルーム・イングリッシュやプリントの英文を聞き理解し、適切に応答ができるようにする。
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○
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○
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7.本課の指導計画
日
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活動
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活動内容
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ねらい
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1日目
(本時)
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・語彙の確認
・内容理解
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・語彙リスト等での語彙確認
・和訳等の利用による内容理解
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和訳の助けを借り本文の内容を把握。本文を読む活動を通して語彙の理解と大意把握
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2日目
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・語彙練習
・インテイク活動
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・語彙リストでの語彙練習
・意味のわかった英文を繰り返し読む
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本文を繰り返し読む活動を通して頭の中に残る英文を増やし、本文の内容を理解する。
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3日目
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・語彙練習
・インテイク活動
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・語彙リストでの語彙練習
・意味のわかった英文を繰り返し読む
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本文を読む活動を通して頭の中に残る英文を増やす。
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4日目
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・語彙練習
・表現活動
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・語彙リストでの復習
・学習した語彙・表現を使っての表現活動手紙を書き、その手紙をペアで評価し、書き直し、校正し、清書したものを提出
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学んだ英語を、自分の言葉として書ける、使えるようにする。
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8.展開
時間
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活動
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活動内容
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ねらい
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和訳
活用度
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5分
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ウォームアップ
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・挨拶
・T/F 問題
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本課の内容の導入を行う。
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5分
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語彙
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・語彙プリントの空所補充
・モデルリーディングの後、ペア活動による語彙の確認
・T/F
問題の空所補充
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本文の内容に入る前に語彙を理解しておく。
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☆
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10分
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内容理解
(Q&A)
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・プリントの本文の内容に関するQ&Aに対する答えとなる文を本文中にアンダーライン
・モデルリーディングの後、下線部の
音読
・宿題(Q&Aの解答の清書)の提示
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プリントに答えを書きこませるのではなく本文中にアンダーラインを引かせることで活動にさく時間を短縮し、本文を読む活動を増加させる。プリントの問題に答えることで本文の内容理解を深めることができる。解答の清書は宿題として課すことにより授業時間を確保し、家庭学習を習慣付ける。
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☆☆☆
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7分
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内容理解
(主体的読み)
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・本文の手紙の中で、「自分が励まされて嬉しい」「手紙で使いたい」と思う表現にアンダーライン
・ペアで自分がアンダーラインを引いた所を音読し、相手の文を確認
・数名の生徒を指名し、各自が選んだ文を音読
・同じ文にアンダーラインを引いた生徒を挙手で確認
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本課の第4日目の手紙を書く活動につながるように本文で学んだ表現を、自分の言葉として書ける、使えるようにする。
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☆☆☆
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7分
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内容理解
(要約)
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・要約文のプリントの空所補充
・ALT(英語・米語)の2種類のテープを聴き正解を確認
・モデルリーディングの後、音読
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内容理解を深めるために要約文の空所補充を完成させる。
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☆☆
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10分
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音読
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・上の要約文だが空所が日本語で書いてあるプリントの日本語を英語にしながら音読
・ペア活動による正解の確認
・スピーディーに読む音読
・すらすら読む音読
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内容理解を深めるために要約文を音読させる。
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1分
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まとめ
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・本日のまとめ
・宿題(語彙理解・音読)の提示
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本文中のどこかの重要表現が日本語で書いてあり、それを英語にしながら読む音読プリントとして出るので本文をよく読んでおくように宿題を課す。本文を読む活動を宿題として課すことにより頭に残る英文を増加させる。また、どの部分が出るかわからないという緊張感を与えることで生徒は必然的に本文を丸ごと読んでこなければならない状況を作る。
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