校長メッセージ
高知農業高校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は1890年(明治23年)高知県農業高校として高知市北門筋に創設され、1923年(大正12年)現在の南国市に移転、1948年(昭和23年)には高知県立高知農業高校として改称され今日に至っています。400校程の全国の農業高校のなかで8番目に創立された歴史と伝統のある学校です。そして創立以来今日まで、校訓である「誠実・勤労・剛健・協調」のもと、130年の歴史を重ねてきました。
この間、社会の産業構造の変化にあわせ様々な学科改変や教育内容の見直しを繰り返してきましたが、創立以来、県の基幹産業である農業の後継者を育成するという使命と、地域を支える人材を育てるという目標は揺ぐことはなく続いています。 また卒業生は2万人を超え、政治・経済・産業各分野で活躍をされ、3代4代と入学が続くご家庭の方も多くおり、現在も県下の77校の中学校からの入学があります。
本校には「農業総合科」「畜産総合科」「森林総合科」「環境土木科」「食品ビジネス科」「生活総合科」の6科があり、農業のもつ教育力を活かし、命や自然と常に向き合いながらの学びを進めています。
生徒にはそれぞれに個性があり、素晴らしいところがたくさんあります。一方、社会に出るにはまだまだ成長しなければならない部分もあり、本校ならではの学びの機会を通して、社会に通用する人間力の育成に取り組んでいます。またIT化が進む社会ですが、日々の学習においてもスマート農業をはじめとする新しい技術や知識の習得にも取り組んでいます。また、放課後には多くの部活動が熱心な活動を続けており、農場でも農業クラブの活動が行われ、広い敷地のあちこちで生徒の頑張る姿を見ることができます。
新型コロナウイルスの影響は様々にありますが、今後も進路保障を最大の目標に、そして生徒一人ひとりが楽しく充実した学校生活を送ることを目指し、努力をしてまいります。今後とも一層のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。