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令和5年 創立150周年を迎えます。文武両道の質の高い教育を目指しています。

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令和6年1月8日(月)動物解剖体験ゼミ

1月8日(月)、横倉山自然の森博物館の谷地森先生指導のもと動物解剖体験ゼミを実施しました。四国自然史研究センターでは、様々な野生生物の研究を行っており、交通事故などで死亡した野生動物を冷凍保存し、研究分析用のサンプルとしています。今回は、ノウサギ・ハクビシン・ニホンイタチ・シベリアイタチを提供していただき、脳や筋肉の組織・血液・外部寄生虫などをサンプル用に採取しながら、内臓諸器官の配置・形態・内部構造、筋肉の付き方や関節のつくりを観察し、死因の推定などを行いました。普段は決して見ることのない様々な器官の色や形を注意深く観察するとともに、手触り等を体験することで、野生生物の解剖の目的とその意義について理解を深める機会となりました。

令和5年12月19日(火)生命科学体験ゼミ

12月19日(火)から2泊3日にわたり、高知大学物部キャンパス内の遺伝子実験施設にて「微生物の培養・観察」「微生物の同定(PCR・DNA塩基配列の決定)」「緑色蛍光タンパク質(GFP)遺伝子の大腸菌への導入」の実習を行いました。生物の教科書では内容を取り扱うものの、学校では実施困難な実験・実習であるため、大変貴重な体験となりました。キャンパス内の宿泊施設に泊まり込み、大学の食堂で食事をしながら、朝から晩まで、遺伝子や微生物について考える濃密な時間を過ごしました。実験の空き時間には研究施設・研究室の見学を行ったり、研究室の学生たちと交流したりして学生生活・勉強など、幅広い話をうかがうこともできました。

令和5年11月24日(金)理数科1年生 ミニ課題研究U発表会

11月24日(金)に、理数科1年生がミニ課題研究Uの発表を行いました。2学期から物理・生物・地学・数学の分野に分かれて、ミニ課題研究Uに取り組んできました。それぞれの分野で、リサーチクエスチョンや仮説などを立てて実験・実習に取り組み、その結果をスライドにまとめて発表しました。発表の仕方など1学期よりも成長した姿が見られ、頼もしく感じられました。3学期には「OZUサイエンス情報」と2年生から始まる課題研究のテーマ設定に向けて取り組んでいきます。

令和5年11月17日(金)理数科1年生 サイエンスフィールドワーク

11月17日(金)に、理数科1年生がサイエンスフィールドワークと題し、高知大学海洋コア国際研究所を訪問しました。海洋コア国際研究所は、地球探査船「ちきゅう」が世界各地で採掘したコアサンプルを保管する世界で3カ所しかない貴重な研究施設で、今回は実際のコアサンプルの見学やコアサンプルから採取された化石などの観察をさせていただきました。 午後からは安芸郡芸西村の西分漁港に移動し、中生代白亜紀前後につくられた地層の観察などを通して、地球の中心から噴出してできた岩石と生物が堆積してできた岩石を見分ける方法などを学習しました。

令和5年11月15日(水)理数科2年生OZUサイエンス物理(弦を伝わる波の速さ)

11月15日(水)に、理数科2年生がOZUサイエンス物理の実験を行いました。 実験では、1つの班が2つのグループに分かれて「波の速さと重さの関係を調べる実験」と「波の速さと弦の種類の関係を調べる実験」を行いました。 実験後に2つのグループの実験結果を班内で共有し、弦を伝わる波の速さがどのような要素で決まるのか考察を行いました。生徒たちは、結果の誤差が無くなるように工夫し、互いの考えを出し合いながら協力して実験活動に取り組んでいました。

令和5年11月13日(月)工業技術体験ゼミ

11月13日(月)に、希望者10名が高知県工業技術センターを訪問して、工業技術体験ゼミを実施しました。参加した生徒は3つのコースに分かれてそれぞれ実習に取り組みました。 清涼飲料水の分析と試作のコースでは、「食品の成分と味覚」をテーマに、清涼飲料水のBrix・pH・酸度の測定を行い、糖酸度を計算することで味覚を数値化できることを学びました。その際、物質量や濃度の計算、中和滴定の手法など、高校の授業で学習した内容を応用する場面も多く見られました。 AI(人工知能)を作ってみようのコースでは、「AI開発」をテーマに機械学習の基礎について学びました。Web上のソフトを使って、画像、音声、ポーズについての機械学習を行い、撮影したモノの種類や音声、ポーズをパソコンに認識をさせるという具体的な実習に取り組みました。 重合反応を使ってレジンクラフトを作るコースでは、プラスチックの製造や接着剤に使われている重要な化学反応の一つである「重合反応」を利用して、オリジナルのレジンクラフトを作成しました。

令和5年11月1日(水)理数科2年生 課題研究中間発表会

理数科の2年生は、1学期にテーマ発表会を終え、2学期から本格的に課題研究に取り組んできました。今年度は4領域(物理3・化学4・生物3・数学1)計11グループに分かれて課題研究に取り組んでいます。 11月1日(水)には課題研究中間発表会として、これまでの研究内容を報告し、進捗状況の確認を行いました。この発表会でのアドバイスをもとに、さらに研究を進めていく予定です。

令和5年10月31日(火)理数科3年生科学英語Uポスター発表会(in English)

10月31日(火)の午後に、理数科3年生の課題研究9チームが、課題研究の成果を英語のポスターにまとめ、研究発表を行いました。発表会には、高知工科大学の長ア政浩先生、高知大学の大西浩平先生をはじめ、高知大学の外国人留学生7名、県内ALT2名の11名にご参加いただきました。 図表の表記の仕方、実験結果の説明など、日本語では当たり前にできることでも、英語で行うことは難しく、はじめは戸惑う様子が見られましたが、ジェスチャーを交えながら懸命に説明し、最後まで発表をやり遂げることができました。生徒にとっては大きなチャレンジであったと思います。大西先生からは「質問に答えようとする姿勢は良いが、考えすぎて沈黙してしまうのは良くない」、長ア先生からも「聴衆とのコミュニケーションをさらに意識して取り組んでほしい」とのアドバイスをいただきました。 大学で研究を進めていくうえで、英語による発表は必要不可欠であるため、今後もしっかりと学び続けてほしいと思います。

令和5年10月28日(土),29日(日)SSH科学巡検体験ゼミ

10月28日(土)、29日(日)に、土佐清水ジオパークを中心に四国太平洋側(黒潮町、四万十市、土佐清水市)の自然やその地質の形成過程および地域の人たちとの関りを考える科学巡検体験ゼミを実施しました。 初日の黒潮町では、安政の地震発生当時の様子が描かれた入野加茂神社震災碑の見学を行ったり、黒潮町役場の防災担当の方から黒潮町の防災に対する取り組みの説明を受けることで、災害対策に対する意識を向上させることができました。 2日目の土佐清水市では、竜串地区で地震津波の様子がわかる堆積岩や生痕化石の観察を行いました。また、海食洞や海食崖、海食台の見学を通して、四国南西地域の地質形成過程についても詳しく学習することができました。白山洞門周辺では、乾燥や潮風に強い海岸性の植物を観察し、四国南西地域の植生についても学習しました。

令和5年10月21日(土)化学実験体験ゼミ

10月21日(土)に、高知大学理工学部で化学実験体験ゼミを実施しました。 午前の部では、生命科学理工学部の今村和也先生指導のもと、「触媒による色素の合成」実験を行いました。異なる酸触媒を用いることで、目的物のフルオレセインの合成にどのような影響がでるかを体験的に学ぶことができました。 午後からは、生命科学理工学部の永野高志先生の「グリニャール試薬を用いた炭素−炭素結合形成反応」についての実験を行いました。フラスコ内を窒素で置換した特別な条件下で目的物の合成を行い、TLC(薄層クロマトグラフィー)を用いて目的物だけを単離した後に、化学反応式と分子量を用いて収率を求めました。専門的な実験でしたが、本格的な有機合成実験で、とても貴重な体験をすることができました。

令和5年10月19日(木)理数科2年生 サイエンスフィールドワーク(瀬戸大橋見学実習)

10月19(木)に、サイエンスフィールドワークとして、香川県坂出市の瀬戸大橋記念館と与島PA内にあるアンカレイジの見学実習を実施しました。記念館では、瀬戸大橋建設に至るまでの歴史や瀬戸大橋架橋工事の方法について、実際に使用した機械や実物模型などの展示を見学しました。与島PAでは、瀬戸大橋を実際に見ながら、本州四国連絡高速道路の方から橋の概要やその管理・維持方法などを説明していただきました。その後、通常は入ることのできないアンカレイジ内に入り、瀬戸大橋の建設手順についてパネルを使って説明していただきました。 規模が大きいだけに、保守点検作業にも長い時間がかかるとのことでしたが、今後何十年も維持するために必要な作業であるとのお話があり、巨大建造物等の維持管理技術の重要性を学ぶことができました。

令和5年9月2日(土)AI体験ゼミ

9月2日(土)に、AI技術に興味のある希望者を対象に、高知工科大学の吉田真一教授によるAI体験ゼミを実施しました。 初めはAIについての基礎的な知識の確認をして、現在注目されているデータサイエンスの内容を新型コロナウイルス(COVID-19)の実際のデータを活用して体験的に学習しました。また、講義後半はニューラルネットワークとディープラーニングについて基本知識を学習するとともに、画像認識ソフトを利用してAIの正確さや不確かさを体験しました。 世界中の様々な場所で活用されているAI技術の事例を聞くことにより、興味・関心を深め、貴重な体験をすることができました。

令和5年9月13日(水)OZUサイエンス生物(薄層クロマトグラフィー)

9月13日(水)、理数科2年生がOZUサイエンス生物として光合成色素の抽出実験を行いました。試料にはシロツメクサ・パセリ・乾燥海苔・乾燥ワカメ・紅茶などを用いて様々な色素の抽出に取り組みました。 高校生物の教科書では、クロロフィルやカロテンなど数種類しか学びませんが、実際にはもっと多くの種類が含まれていることや植物の種類によって含まれる色素が違うことなどを確認しながら実験を進めました。 授業のまとめとして、どうして何種類もの色素が必要なのかなどの考察を行いました。

令和5年9月5日(火)サイエンスセミナー化学

9月5日(火)、理数科3年生を対象としたサイエンスセミナー化学を行いました。「自然に学ぶ有機化学」と題し、高知大学農林海洋科学部の金野大介先生にご講演いただきました。 フィールドワークなどを通じて自然界に存在する様々な有機物を手に入れ活用している事例や、鏡像異性体などによる薬害問題の事例についてのお話がありました。先端研究を行っている大学の教授に高校化学の教科書ではあまり触れない有機物の性質や化学反応について説明いただいたことで、化学に対する関心を深める機会となりました。

令和5年8月17日(木)・18日(金)第25回中国四国九州地区理数科高等学校課題研究発表大会

8月17日(木)・18日(金)に、中国・四国・九州地区の理数科高等学校16校が集まり、第25回中国四国九州地区理数科高等学校課題研究発表大会が開催されました。 今年度は、鳥取県鳥取市文化センターで開催され、本校からは、ステージ部門に物理分野の「トラス橋の斜材本数と揺れの伝わり方の関係」班が、ポスター部門に生物分野の「映像酔いしやすい映像を改善する」班が学校代表として参加しました。 他校が発表した人工甘味料の合成および分離、毒性検査まで行った高度な研究では、高校での学習内容を超えた内容に対して、よく取り組んでいると感心させられました。

令和5年8月9日(水)、10日(木) SSH生徒研究発表会

8月9日(水)、10日(木)に、兵庫県神戸市 神戸国際展示場に全国のSSH指定校および経験校が集まり、令和5年度SSH生徒研究発表会が開催されました。本校からは、化学分野の「フリーズドライ牛乳の溶解特性に関する研究U」班が代表として参加しました。
 開催1日目は、各校のポスター発表および審査が行われ、他校の生徒や審査員が、発表ブースに次々と訪れてくれました。生徒は緊張しながらも堂々と発表を行い、多くのアドバイスをいただくことができました。
 開催2日目は、代表校による全体発表が行われました。代表校の発表はどれも先進的な研究で、研究題材や研究手法などのアイデアが非常にすばらしく、「なるほど」と感心させられるものばかりでした。
 他県の生徒と互いに交流を深め、大変有意義な時間を過ごすことができました。

令和5年8月7日(月) 中学生科学実験講座

8月7日(月)に、「中学生科学実験講座」を開催しました。今年度は物理分野と化学分野の2講座で実施しました。 物理分野ではミニヨットを制作し、ヨットが風に向かって進む原理を学びました。その後、グラスやシャボン玉などの身近な素材を用いて実験を行い、音や光に関する現象について学習しました。化学分野ではイチゴ・パイナップル・バナナの芳香をもつエステルの合成実験で、中学生の皆さんには少し高度な内容でしたが、実験を通して体験的に学ぶことで、サイエンスに対する興味・関心を高める機会にしていただけたのではないでしょうか。 来年度以降も実施していきますので、ぜひ多くの中学生の皆さんに参加いただければと思います。

令和5年8月6日(日) 中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会

8月6日(日)、愛媛県総合科学博物館で行われた『中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会』に参加しました。 ステージ発表では、化学分野の「有機酸・亜鉛化合物の添加によるエタノールの効果の変化」班が発表を行い、ポスター発表では、数学分野の「コラッツ予想と3進数の規則性」班が発表を行いました。 発表を見に来てくれた他校の生徒の質問に答えながら、互いの交流を深め大変有意義な経験をすることができました。

令和5年8月3日(木)、4日(金) 高知大学研究室訪問(インターン)

8月3日(木),4日(金)に、理数科2年生の課題研究3チーム(9名)が高知大学農林海洋科学部の研究室を訪問し、研究テーマや研究手法などについての指導・助言を受けました。 課題研究を進めていくと、研究手法が妥当なのか判断に困る場面が出てきます。そこで、専門家から研究手法の妥当性や実験器具の扱い方など具体的な指導をしていただく機会を得ることを目的に研究室訪問を実施しました。
 訪問した研究室では、実験の疑似体験もさせていただくことができ、研究の進め方やデータのまとめ方などを学ぶ良い機会となりました。この経験を生かし、さらに課題研究に積極的に取り組んでもらいたいと思います。

令和5年7月26日(水) 物理実験体験ゼミ

7月26日(水)に物理実験体験ゼミを実施しました。高知大学の加藤治一先生から超伝導の講義を受けた後、グループに分かれて実験に取り組みました。液体窒素を使って銅酸化物を冷却して超伝導の状態にした後、磁性の調査を行ったところ、ネオジム磁石では、磁石が浮くほどの反磁性が見られました。また、液体窒素で冷やしながら、一定電流での電圧を測定し、電気抵抗を求めると、抵抗が急激に下がる様子が確認できました。
 高校の物理で学習する内容を超えた高度な超電導の実験を体験することができ、参加生徒にとっては、とても良い経験となりました。

令和5年7月22日(土) SSH課題研究発表会、SSH成果報告会

7月22日(土)午前中、理数科3年生によるSSH課題研究発表会を開催しました。2年生から取り組んできた課題研究の成果をスライドにまとめて発表しました。人前でも臆さず、堂々と発表する生徒の姿に成長を感じることができました。 連携校の京都府立桃山高等学校からも参加していただき、先進校の課題研究の成果を発表していただきました。日常の中にある小さな疑問に目を向け、高校生らしい発想で研究に取り組まれており、本校の1,2年生にも参考にしてほしい内容でした。今後も様々な形での連携を深め、理数教育の発展に向けた取り組みを進めていきたいと思います。
 午後からは、SSH成果報告会を開催しました。研究主任より、経過措置期間の成果と課題について報告がありました。その後、普通科と理数科の代表生徒3名からSSH事業に取り組んできた感想などが発表されました。また、平成31年度卒業生の勝賀野寛人さんにオンラインで参加していただき、SSH事業で養った資質・能力が、卒業後の大学生活でどのように生かされているかなど報告していただきました。来賓や運営指導委員の方々に、直接生徒の声をお聞きいただく良い機会となりました。
発表会の動画はこちら→令和5年度 小津高等学校【理数科】SSH課題研究発表会

令和5年6月30日(金) 理数科1年生 ミニ課題研究T発表会

6月30日(金)、ミニ課題研究Tの発表会を実施しました。 1学期は化学分野において「質量保存の法則」を題材にミニ課題研究に取り組んできましたが、その取組の成果をポスターにまとめて発表を行いました。 今年度は、グループに分かれて実験書の作成から取り組んだ結果、様々な内容の実験が行われ、発表内容も多岐にわたるものでした。同じ実験でも、実験条件の違いから異なる結果や結論が得られているグループがあり、それぞれの条件の違いについて議論する姿が見られるなど、熱のこもった質疑・応答が見られました。 2学期からは、物理・生物・地学・数学の各分野に分かれて、それぞれミニ課題研究Uに取り組んでいきます 。

令和5年6月14日(水) 理数科2年生課題研究テーマ発表会
 6月14日(水)、理数科2年生が、これから始まる課題研究についてのテーマ発表を行いました。1年生の3学期から、それぞれの興味・関心に基づいてテーマ設定に取り組んできました。2年生では、研究グループに分かれて、研究の背景や先行研究・取組事例の調査を進め、リサーチクエスチョンの決定に取り組みました。 本日の発表会は、一般社団法人Glocal Academy代表理事の岡本尚也様を講師にお招きし、11グループが「研究テーマ」「研究の背景」「先行研究」「リサーチクエスチョン」「仮説」「研究手法」などを発表しました。 講師の岡本先生からは、これから課題研究を行ううえでの様々な指導・助言をしていただきました。特に、先行研究の調査の重要性について、どこに新規性があるのかを示すことや、研究倫理について、参考・引用文献の正しい示し方などをご指導いただきました。 本日のテーマ発表会をきっかけに、これから始まる課題研究が生徒にとって有意義なものになることを期待しています。
令和5年5月27日(土) SSH課題研究ポスター発表会

5月27日(土)理数科3年生の課題研究9チームがポスター発表会を行いました。
 4月に行われた四国地区SSH課題研究発表会での反省を生かし、自分たちの研究の成果を分かりやすく伝えられるように様々な工夫を凝らして発表を行う様子が見られました。専門的な用語をできるだけ簡単な言葉や表現になるようにかみ砕いて説明したり、タブレットパソコンを利用して動画を見せるなど保護者や1・2年生に向けて丁寧な発表をする姿には生徒の成長を感じることができました。
 今後は、7月22日(土)に行われるSSH理数科課題研究発表会に向け、さらに研究をブラッシュアップして取り組んでいきます。

令和5年5月26日(金) 高知県の地域課題講演会

5月26日(金)の総合的な探究の時間において「高知県の地域課題」についての講演が行われました。講師は、高知県産業振興推進部 計画推進課 町 晃氏で、演題は「高知県産業振興計画について〜高知県の現状と課題〜」でした。 講演では、人口減少などの高知県のこれまでの状況に触れ、そのあと、産業振興計画の戦略となる地産外商の考え方についても話していただきました。産業成長戦略の説明には、現在放映中のNHK連続テレビ小説「らんまん」を例にあげ、高知県としてどのような取組を実践しているのかを分かりやすく説明してくれました。 その後、各クラスに戻って講演の内容についての振り返りを行いクラス内での情報共有を行いました。

令和5年5月26日(金) ミニ課題研究T

5月26日(金)の理数科1年生「理数探究基礎」の授業において、ミニ課題研究Tの取組が始まりました。1学期は化学分野において「質量保存の法則」を題材に取り組みます。 今年度は実験書の作成から取り組み、質量保存の法則を実証するための化学反応や必要な薬品、器具等を各グループに分かれて検討しました。2年生から取り組む課題研究では、研究手法や必要な器具等をすべて自分たちで準備して研究を進めていきます。そのための練習として、今回の課題研究は実施方法を変更しました。 今後は、実験の結果をポスターにまとめて発表を行い、質疑応答を通して研究手法などの課題について共有を図り、仮説の実証に向けた研究手法の改善に取り組みます。思い通りの結果が得られなかったときの「なぜ」という疑問をしっかりと掘り下げ、課題発見力や課題解決力の向上に繋げてもらいたいと思います。

令和5年5月25日(木) RESAS出前講座

5月25日(木)の「総合的な探究の時間」において、「RESAS出前講座」が行われました。本校理数科の卒業生でもある高知県産業推進部 計画推進課 野本 和希氏を講師としてお招きし、RESASの使い方などについて講義をしていただきました。 生徒はGIGAスクール構想で配備された一人一台端末を使用して、基礎的なRESASの使い方を学習していきました。高知大学や高知県立大学の学生さんをTAとしてお呼びしていたので、パソコン操作が苦手な生徒も最後まで取り組むことができました。 これから始まる課題研究においてRESASなどを積極的に活用し、データサイエンスに基づいた研究を進めてもらいたいと思います。
生徒の感想<一部抜粋>
・探究の授業で使いやすそうなデータがそろっていたので、活用したいと思いました。
・RESASの統計結果を使って、医療分野について調べたいと思った。
・正確なデータを見ることができるのはとても便利なので活用したい。

令和5年4月18日(火) 理数科合同オリエンテーション

4月18日(火)理数科合同のオリエンテーションを行いました。1年生は、1時間目にアイスブレイクとして「私の世界の見方」に取り組んだ後、2時間目に「OZUサイエンス入門」で、顕微鏡やミクロメーターの使い方について学習しました。3,4時間目は2・3年生と合流し、「チョークが折れないパラシュートの作成を通して交流を図りました。パラシュートの「傘の大きさ」や「紐の長さ」などの変数に注意しながら「チョークが折れないこと」、「落下地点に正確に落とすこと」についてグループ内で意見交換し、工夫を凝らしたパラシュートの作成に取り組みました。
 新入生にとっては、不安の多い時期だと思いますが、2・3年生の先輩との交流を通して、これから始まる理数科での活動について色々な話を聞くことができたのではないでしょうか。今回のオリエンテーションを通じて、少しでも不安の解消やモチベーションアップにつなげてくれたらと思っています。

令和5年4月9日(日) 第11回四国地区SSH生徒研究発表会
 4月9日(日)四国地区のSSH指定校10校が集まり、第11回四国地区SSH生徒研究発表会が高知小津高校体育館で開催されました。 新型コロナウイルスの影響でオンライン開催が続いていましたが、4年ぶりに現地でのポスター発表を行うことができました。本校からは理数科3年生の課題研究9チーム33名と2年生の見学生徒39名が参加しました。発表会では他校の生徒や教員からの鋭い質問に対し悪戦苦闘しながらも必死に考え応答する姿が見られました。発表会を通じて、自分たちの研究の甘さやデータ不足、考察の不十分さなど多くの気づきを得ることができ、今後の課題や方向性などを明らかにすることができたのではないでしょうか。また、2年生は今年度から始まる課題研究に向けてのテーマ決定に向けて、良い経験ができたようです。
【3年生の感想】
 ・今回の発表会を経て、自己の成長を感じられたり、自分たちでは予想していなかった質問とかもあったので、次回の発表に向けてさらに準備しておきたいと感じた。
 ・自分の経験不足がはっきりと分かる機会となった。何が足りなくて、改善すべきところはどこなのか分かった。特に、質疑応答で自分が何もできなかったのでそこを改善したい。
【2年生の感想】
 ・他校の先輩の研究等が課題研究の参考になり、モチベーションにもつながった。学べることが多くあった。
 ・それぞれのグループで発表の仕方や作りが違い面白かったし、自分たちの研究の参考になった。発表だけでなく質問もされるので、自分の研究をしっかりと理解しておかないといけないなと思った。

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