2011年度   学 校 経 営 方 針

                                黒潮町立佐賀中学校

 

1 基本方針

  日本国憲法・教育基本法の精神に則り、人権を尊重し、民主的な社会の形成者として、勤労と責任を重んじ、 主体的に行動できる生徒の育成をめざす。

 

2 教育目標

「人間を大事に」

 

3 経営方針

    本校は、人権・「同和」教育を根底に据え、いじめや差別を許さない人としての生き方を大事にしてきた。そ  の人権尊重の精神を日々の生活に重ね、自ら判断し、主体的に行動できる「逞しく生きる力」を育む教育実践を 推進する。

 

4 めざす学校像
   @    差別やいじめのない一人ひとりを大事にする学校

A どの子にも居場所のある学級づくりを大事にする学校

B みんながいきいきと学ぶ授業づくりを大事にする学校

C みんなが夢を持って生活していくことを大事にする学校

 D 地域や保護者と連携し信頼関係を大事にする学校

 

5 めざす生徒像と教職員像

(1) めざす生徒像

@ 人権を大切にし、差別やいじめを許さない生徒

  A 自他を大切にし、違いを認め合い、仲間とつながり合う生徒

  B 自らの課題を克服し、逞しく生きる生徒

  C 学習と勤労の意欲に燃え、自ら責任を果たす生徒

  D 家族やふるさとを誇りに思い、自然を愛する心豊かな生徒

 

(2) めざす教職員像

@ 人間的資質と指導力を高めようとする教職員

A 人権問題への認識を深め「差別の現実に深く学ぶ」教職員

B 個々の生徒理解に努め、やさしさと厳しさを持って、かかわりきれる教職員

C 主体的に考え、切磋琢磨し合い、常に努力を惜しまない教職員

D 地域や保護者の願いを受け止め、応えようとする教職員

 

 

 

6 重点実践目標

 

(1)仲間づくりと、逞しく心豊かで主体的に行動できる生徒の育成

 @ 高まり合おうとする仲間づくりを進める。

 A 生徒自ら課題解決をするための、具体的な支援を講じる。

 B 自己表現力やコミュニケーション能力の開発と、自己達成感の獲得を進める。
   C「人権・部落問題」をテーマにした、幅広い学習活動を展開することにより、人権意識の高揚をはかる。
   D 年で集団生活体験等(宿泊研修や修学旅行等)を通して、学習に向かう基礎としての仲間づくりに取り組む。

 

(2)基礎学力の定着と学力の向上、一人ひとりの進路の保障

  @ 3年間の計画的な進路指導の充実と、学年に合った進路学習及びキャリア教育の充実により、将来に     対する個々の目的意識を高める。

 A 授業改善を中心に、チャレンジタイムや補充学習、さらに家庭学習を充実させることにより、基礎・基    本の定着及び学力の向上を図る。

 B 標準学力調査(到達度把握検査)、全国学力状況調査の結果の分析により、成果と課題を明らかにし、    授業改善を図る。

  C 基礎学力の連続性を意図して、校区保・小・中及び教科専門部会との連携を図る。

  D 地域や家庭との連携に努めることにより、生活習慣の確立、家庭学習の定着を図る。

 

(3)  資質・指導力向上のための教職員研修の充実

     @ 組織の一員であるという自覚と、実践と結びつく研修を積極的に行う。
     A 研究組織としてプロジェクトチームを設置し、研修内容を精選しながら研修を行う。

   B 授業公開を積極的に行い、生徒及び校内外の評価を受けることで授業改善を行う。
     C 地域や保育所、小学校との連携を図り、本校の実践を客観的に見つめる姿勢を大切にする。

 

(4)情報公開と開かれた学校づくりの推進

@ 授業、学校行事等学校の教育活動を常にオープンにする。また通信やHP、懇談会等を活用して、地域・ 家庭へ積極的に情報を公開するよう努める。

A 家庭訪問や参観日、個人面談及び三者面談の場では、学校における情報を公開し、家庭との連携を図る。

B 「学校評議委員会」における、学校の教育活動全般についての提言を真摯に受け止め、今後の実践に生かすよう努める。

C 学校評価アンケートを、生徒、保護者、地域代表に実施し、その結果を学校経営や教育実践の改善に生かすよう努める。

テキスト ボックス: 「凡事徹底」「凡事一流」「継続は力なり」
当たり前のことが当たり前にでき、その当り前のレベルを上げていき、
最後まで「詰め」を徹底し、手を抜かずあきらめず取り組むこと。



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