四万十川の沈下橋 支流編

    
    四万十川の支流の沈下橋です。名前の分からない橋もあります。支流ごとにまとめてみました。
    なお、橋の名称は、案内板があるもの以外は、出版されている地図及び公式パンフレットによっています。

                                         
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 内川川の沈下橋
 岩神橋

   
後川の支流、内川川にかかって
 います。内川川は蕨岡で四万十川の
 支流の後川に合流します。
  いつごろ架橋されたのかは不明
 のようです。

  
 ナロノヒラ沈下橋

  岩神橋の上流、に架かっていま
 す。橋脚は三角形で、急流に耐え
 られるような頑丈な形になってい
 ます。
 無名の沈下橋

  ナロノヒラ橋と長渕橋のちょうど
 中間あたりに架かっています。
  欄干があるため、沈下橋とは言い
 難いのですが、抜水橋ともいえない
 ような橋です。欄干は見事に苔むし
 ています。
 長渕橋

   
岩神橋の上流にあります。
  他の沈下橋と比べ、道路面が水面
 からかなり高く、特異な外観です。
  欄干はなく、針金が架けられていて
 藤の花が巻き付いていました。
 後川の沈下橋
 大用沈下橋

  昭和34年に完成しました。
 大用の集落から下ったところに架
 かっています。
  橋脚のたくましさが印象的です。
 木の沈下橋

  大つえというところに木の沈下橋
 が架けられています。
 無名の沈下橋

  常六に架かっています。新しい
 橋のようです。
 
 目黒川の沈下橋 
 小津賀橋

  目黒川は、津野川で四万十川本流
 と合流する支流です。
  最も下流に位置するのがこの小津
 賀橋です。
  目黒川を上流へ、沈下橋を巡って
 いきます。
 
 無名の沈下橋

  小津賀橋から林道を5分ほど歩い
 たところに架かっています。
 下津賀橋

  津賀の集落の南端、目黒川が大き
 く北に向かって蛇行する所に架かっ
 ています。
  須崎の沈下橋

  西土佐須崎、南から流れてきた
 目黒川が、大きく蛇行し再び南に向
 かうところに架かっています。
  橋のたもとに案内板があり、「四万
 十川流域で一番短い(?)沈下橋で
 少しでも増水すると、川の中へ沈んで
 しまいます」と書かれています。対岸
 は石段になっていて、自動車は通れ
 ません。
 
  小崎沈下橋

  須崎の沈下橋のすぐ上流、旧須崎
 小学校の下に架かっています。
  上長瀬橋

  小崎沈下橋のすぐ上流、須崎と
 大宮の境付近に架かっています。
  沖下沈下橋

  大宮に架かっています。
  橋まで下る道路も、橋そのものも
 幅が狭く、自動車は通りづらい橋で
 す。橋桁が水面に近いことも特徴の
 一つです。
  タニガミ橋

  大宮の西のはずれ、愛媛県との
 県境まであと少しのところに架かっ
 ていて、高知県内では最も上流の
 沈下橋です。留が奈路沈下橋とも。
  よく見ると、橋桁が下流側にずれ
 ていて、増水したときの水流の激し
 さをもの語っています。
  対岸に車が通行できるような道
 はありません。
 
   
 黒尊川の沈下橋
 藤倉沈下橋

  黒尊川は、口屋内で四万十川本流
 に合流します。その中流の玖木にあ
 ります。
  黒尊川が北に大きく蛇行している
 ところに架かっていますが、車の通
 行は禁止されているようです。
 ナロノ橋

  上の沈下橋のすぐ上流、黒尊川が
 南に大きく蛇行しているところにあり
 ます。
 白王橋

  ナロノ橋のすぐ上流、黒尊川が西
 に大きく蛇行しているところに架かっ
 ています。幅の非常に狭い橋です。
  松ヶ谷沈下橋とも。
  黒尊川の流れはいつ見ても本当に
 澄んでいて、美しい川です。
 
 広見川の沈下橋
 金刀比羅橋

  愛媛県境近く、西ケ方にあります。
  広見川は、西土佐江川崎で四万十
 川本流に合流します。
  橋のたもとに、菜の花がきれいに
 咲いていました。
 葛川橋

  愛媛県に入ってすぐのところに架
 かっています。すぐ下流に抜水橋が
 あり、しかも、橋桁が流されていて、
 通行禁止になっています。
  流された橋桁はすぐ下流の川の
 中に見えています(右の写真)。
 沈下橋撤去あと

  広見川では撤去された沈下橋
 のあと(残された橋脚)を見るこ
 とができます。
  上左は、鬼北町轟付近、上右は
 下大野付近、下は野地付近に残さ
 れている橋脚です。
 藤ノ川川の沈下橋  
 無名の沈下橋

  藤ノ川川は旧西土佐村橘で本流
 に合流します。遡っていると、二つ
 の沈下橋を見ることができました。
  藤ノ川付近には、木の沈下橋があ
 りました(写真右)。
 江川川の沈下橋
 名の沈下橋

  江川川は旧西土佐村本村で本流
 に合流します。中流の中家付近に
 沈下橋らしき橋を見ることができ
 ました(写真上段)。
  さらに遡ると、木の沈下橋があ
 りました(写真下段)。
 
 長沢川の沈下橋 
 一の瀬沈下橋

  長沢川は四万十町十川で本流
 に合流します。
  合流点からすぐ上流、集落の
 中にひっそりと架かっています。
 車は通行出ません。
 無名の沈下橋

  一の瀬沈下橋のすぐ上流に架か
 っていて、低い欄干があります。
 車は通行できません。
   
 打井川の沈下橋
 無名の沈下橋

  打井川は四万十川本流の南から
 流れてきて、四万十町(旧大正町)
 打井川で四万十川本流に合流しま
 す。その合流点近く、口打井川付
 近に架かっています。
 無名の沈下橋

  打井川の上流部にあります。
  隣に抜水橋があり、あまり使われ
 ていないのではないかと思います。
 久保川の沈下橋
 無名の沈下橋

  窪川は四万十町(旧十和村)久保
 川で四万十川本流に合流します。
  その合流点から1kmほど遡った
 ところに架かっています。
 無名の沈下橋

  さらに上流に遡り、大道小学校跡
 に向かう途中に、二つの沈下橋が
 ひっそりと架かっています。
  右の橋の対岸には廃屋しかなく、
 使用されていないようです。
  葛籠川の沈下橋
 デバゴ橋

  葛籠川は、四万十町(旧大正町)
 田野々の少し南、道の駅付近で本
 流に合流します。
  橋につながる車道がないため、
 車は通れない沈下橋で、葛籠川の
 小学校跡地のすぐ上流にあります
 が、小さな橋なので、気付きにくい
 と思われます。
 無名の沈下橋

  デバコ橋と井津井谷橋の中間あた
 りにあり、対岸の水田に渡るための
 橋のようです。
 井津井谷橋

  四万十川との合流点から1km弱
 遡ったところにあります。道路からか
 なり下ったところに架かっています。
  橋桁が水面に近いという特徴が
 あります。
   野々川の沈下橋
 無名の沈下橋

  本流との合流点から約5km、
 見落としてしまいそうな小さな橋で
 す。柵があるため、渡ることはできま
 せん。
  梼原川の沈下橋
 木屋ヶ内橋

  梼原川は北から流れ下り、四万十
 町(旧大正町)田野々で本流に合流
 します。
  合流点から北へ遡った大奈路から
 少し上流、梼原川が大きく東に蛇行
 するところ、木屋ヶ内の集落に架か
 っています。
 無名の沈下橋

  木屋ヶ内橋の少し下流、中の島公
 園に渡る橋です。名前はついてない
 ようですが、歩行者専用の小さな沈
 下橋です。コンクリートの円筒で流れ
 を導いています。
 中平沈下橋

  国道439号線から、県道26号線
 に入ってすぐのところにあります。
 仲久保沈下橋

  中平橋から県道26号線を進むこ
 と約20分、変電所のすぐ上流に架か
 っています。橋のたもとまで下りてい
 く道は急坂です。車は通れません。
  昭和58年の架橋です。
 
 新道橋

  国道197号線、川口トンネルの北
 入り口を左へ取り、少し進んだ集落
 に架かっています。
 中古屋橋

  国道440号線、檮原から5〜6
 分、道路沿いに架かっています。
 
 石藪橋

  中古屋橋のすぐ上流にあります
 が、国道からは見えずらい場所に
 架かっています。車も通行可です。
 めがね橋(通称)

  沈下橋ではありませんが、下津井
 に架かっている橋です。津賀ダム建
 設の際に当時の土木技術の粋を集
 めて架橋されたようです。軌道が通
 っていたそうです。
   下ル川の沈下橋
 大平橋

  四万十川の支流、下ル川に架か
 っています。本流との分岐から車で
 約10分、小さな沈下橋です。
 
   北川川の沈下橋
 早瀬の一本橋

  津野町新田から国道439号を
 北に約5km、田園風景が広がる
 ところに架かっています。
  沈下橋の原型といわれる橋で、
 木の桁が3本渡されています。
  桁にはワイヤーが付けられてい
 て、増水しても流失しないように
 工夫されています。
  
 
   四万川川の沈下橋
 仲間橋

  四万川川は、檮原川の支流です。
  「なかいだばし」と読みます。
 国道197号線、仲間トンネル西口を
 出てすぐのところに架かっています。
 
 竹の薮沈下橋

  国道197号線から、県道2号線に
 入り、約3km、隣の抜水橋から見え
 ます。
 無名の沈下橋

  竹の薮沈下橋から国道197号線
 を四万川川沿いに約5kmほどのと
 ころにあります。橋げたが落ちてい
 て渡れません。
   
 川角沈下橋

  「かわづの」と読みます。通称は、
 宮野々沈下橋。
  上の写真の橋のすぐ上流にあり
 ます。橋げた、橋脚とも美しいRが
 かけられています。車の通行もでき
 ます。
 中津川の沈下橋
 サワタリ橋

  中津川は四万十町大奈路で、支流
 の梼原川に合流します。
  中流域にある中津川の集落と、対
 岸の神社や田、茶堂を結ぶ橋です。
  昭和39年頃に架けられたよう
 です。
 無名の沈下橋

  大奈路から1kmほど遡ったところ
 に架かっています。近くに下りていく
 道が見当たらなかったため、通行で
 きる道路から撮影しました。
 久礼川の沈下橋
 無名の沈下橋

  蛍湖の最上流部で支流の中筋川
 と合流する久礼川に架かる無名の
 沈下橋2橋です。右の橋は、堰が
 併設されています。
   中筋川の沈下橋
 小原橋

  中筋川の河口付近にあります。
  昭和38年の竣工と銘板にありま
 した。車も通行可能ですが、幅が狭
 く、普通車は通れないかもしれませ
 ん。
 井細川の沈下橋 
 寺野橋

  井細川は、四万十町(旧窪川町)
 川口で本流と合流します。
  合流点から2kmほど、井細川が
 西に大きく蛇行を始める所に架かっ
 ています。
 相去川の沈下橋
 無名の沈下橋

  相去川は、四万十町(旧大正町)
 北ノ川で本流と合流します。
  合流点のすぐ上流、宮の瀬新橋
 のそばに架かっています。
  ガードレールが途中まで付いて
 いて、特異な形の橋です。
 無名の沈下橋

  相去川を遡った、烏出に架かって
 いる沈下橋です。
 無名の沈下橋

  うえの橋からさらに相去川を遡っ
 たところに架かっている沈下橋です。
 松田川の沈下橋
 無名の沈下橋

  松田川は、四万十川の支流では
 なく、宿毛市を流れ下り、宿毛湾に
 注ぐ川です。
  その中流域、坂本ダムの上流、
 日平公園に架かっている橋です。
  名前は分かりません。