四万十川の沈下橋

    
    四万十川には、支流を含め、数多くの沈下橋が架けられています。抜水橋も多く架けられていますが、
   まだ、生活道として多くの沈下橋が現役で活躍しています。四万十川本流・支流の沈下橋をご覧ください。
   本流の沈下橋については、下流から順に載せています。 
                                         
もどる

                                                            支流の沈下橋へ


   四万十川本流の沈下橋

 佐田の沈下橋

   
今成橋。
  最も下流にある沈下橋です。
  たくさんの観光客が来ていました。
 
   下段左は、26年7月10日、台風
 8号の影響で四万十川が増水し、水
 没した佐田の沈下橋です。
  下段右は、30年2月5日、雪の
 沈下橋です。
 三里の沈下橋

   
三里沈下橋深木沈下橋という二つ
 の地名を名前に持つ橋です。
  下から2段目左は、26年7月10日
 台風8号の影響で四万十川が増水し
 水没した三里の沈下橋です。
  下段と下から二段目右は30年2
 月5日、雪の沈下橋です。
 
     
 高瀬の沈下橋

  田出ノ川と高瀬を結ぶ橋で、川幅の
 広いところにかかっています。
  右上は上流側、右下は下流側を、橋
 の上から眺めたものです。
 勝間沈下橋

   
鵜ノ江と勝間を結ぶ勝間橋。
  鉄製の橋脚3本が一組になってい
 て、右上の写真から、まっすぐな橋で
 あることがよく分かります。
 屋内大橋

  野加辺と口屋内を結ぶ屋内大橋。
  現在は、補修工事中で通行できませ
 ん。橋脚もコンクリート製で、全体にR
 のかかった、重量感のある美しい橋
 です。少し下流に赤い鉄橋が架かっ
 ており、奥屋内、黒尊方面と分岐して
 います。

   
 岩間沈下橋

   四万十川が大きく蛇行しているとこ

 
ろに架かる橋で、国道から全体がよく
 見えます。いわゆる「絵になる」沈下
 橋です。
  下段は、雪の岩間沈下橋です。
  左は、雪に煙ってほとんど見えま
 せん。

   
 長生の沈下橋 

   「ながおい」の沈下橋。江川崎の少
 し上流にあります。
 中半家の沈下橋 

   長生の沈下橋の少し上流にあります
 が、すぐ下流に抜水橋が完成したた
 め、現在は車両通行禁止です。
 半家の沈下橋 

   中半家の沈下橋の上流、新国道
 江川トンネル東口から旧道に少し
 入ったところにあります。河原には
 柱状節理が見えています。
 
 三島の沈下橋 
 
  昭和地区のすぐ下流の、中州に架か
 る二本の沈下橋です。上二枚が第一、
 下二枚が第二沈下橋。鮎の解禁ととも
 に、太公望で賑わいます。両方ともJR
 予土線と平行しています。
 
 新谷橋 

   茅吹手(かやぶくて)沈下橋。
 昭和45年に架橋されました。JRの
 ポスターにも採用された沈下橋です。
 このあたりの四万十川は流れが緩や
 かで、夏はキャンプ客で賑わうそうで
 す。主桁には増水時に備えて、Rがか
 けられています。
 
 里川橋 
  
  国道381号線、大正のすぐ西の、
 浦越トンネル入り口を左にとり、旧道
 にそって南に進み、四万十川が大き
 く蛇行しているところに架かっていま
 す。すぐ隣に里川大橋(抜水橋)が架
 かっていて、沈下橋は車両通行禁止
 です。全体にRがかけられ、美しい姿
 を見せています。竣工は昭和28年。
  しかし平成26年夏の豪雨により、
 下段の写真のように、橋桁の一つが
 流失してしまいました。
 
  
 向山橋 

   上岡沈下橋。新谷橋の主桁と違い、
 って、主桁の両端と中心部の厚さが
 異なる特有の外見です。ずっと下流
 の口屋内にある屋内大橋と同じ構造
 の桁になっています。
 
 上宮橋 

  北ノ川と対岸の上宮を結ぶ沈下橋。
 上左の写真の手前から二つ目の橋
 脚は一度破損して修復したように見
 えます。このあたりの四万十川は、
 巨岩がごろごろしています。
 
 向弘瀬橋 

  旧大正町では、最上流にある沈下
 橋です。国道から少し離れていますが
 家地川の駅から少し西、JR予土線の
 車窓から線路からよく見えるところに
 架かっています。


  
 若井橋(旧橋) 

   四万十町窪川の町から四万十川
 を下ること約4km。すぐ上流に抜
 水橋が完成し、現在は使用されて
 いません。
  桁にはずれが生じ、橋脚のコン
 クリートも浸食が進んでいて、全体
 がでこぼこになっています。徒歩で
 の通行もできません。
  平成26年夏の豪雨で中ほどの
 橋脚、橋桁ともに流されました(下
 の写真左)。
  その後、橋脚、橋桁ともに修復さ
 れましたが、通行は禁止になって
 います(下の写真右)。
 
  清水沈下橋 

  米奥沈下橋とも。
  一斗俵沈下橋の約500m下流に
 ありますが、現在は車両通行禁止に
 なっています。


 
 一斗俵沈下橋 

 
 「いっとひょう」と読みます。
 四万十川で最も古い沈下橋。
 四万十町米奥と壱斗俵を結ぶ橋です。
 すぐ下流に抜水橋があり、現在は車
 両通行止めになっています。
  中央部の橋脚の間隔が広くなって
 いますが、岩盤が深すぎて、基礎を打
 ち込めず、やむなく橋脚を置かなかっ
 たため
だということです。
  国の登録有形文化財に指定されて
 います。
  長野沈下橋 

  旧大野見村では最も下流に位置し、
 頑丈な作りの橋で、路線バスが走っ
 ています。


  
  久万秋沈下橋 

  昭和39年に完成しました。
  奈路集落と久万秋集落を結ぶ橋で
 鮎釣りの名所でもあるそうです。
  高樋橋 

  「たかひばし」と読みます。
 四万十川本流で最も上流にある沈下
 橋です。幅が狭く、車の通行はできま
 せん。対岸の道は舗装されておらず、
 農耕用の橋のようです。