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高     知     城



   こうちじょう

 

    重要文化財 (建造物)      指定年月日 昭和 9年 1月30日

    昭和9年1月30日 国宝指定  昭和25年5月30日 文化財保護法により重要文化財指定
                                 


    高知県高知市丸ノ内  ・  高知県
     


   亨保12年(1727)の大火により追手門ほか数棟を除いて焼失したが、宝暦3年(1753)慶長築城の礎石の上に再建
  して建物も古式を残している。
   近年では、戦災により損傷した追手門や各建物の解体修理を実施し、昭和34年に完成した。 また、平成16年に
  本丸南石垣、平成22年に三ノ丸石垣修復工事がそれぞれ完成した。
   高知城本丸の規模は小さいものだが、当初の形式を残していると考えられている。
   追手(おうて)と搦手(からめて)の2つの門、天守、本丸、書院、納戸蔵、東西の両多聞、追手の廊下門、搦手の黒鉄門
  (くろがねもん)搦手、それらを連ねている狭間塀(さまべい)などを完全に残している城は全国でも例がなく、非常に貴重な
  城郭遺構といえる。
   本丸書院には西向きの大きい式台と大床を付けた玄関があり、留りの間、三の間、二の間、次の間、その北側に
  8畳の上段の間がある。県内書院造りの最高の格式を持つもので、学術的にも貴重なものである。


    
 
             
           天 守                               詰 門          

         
                追手門西南矢狭間塀  追手門東北矢狭間塀

 

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          納 蔵            西 聞            東


                   
       天守西北矢狭間塀      天守東南矢狭間塀      黒鉄門西北矢狭間塀     黒鉄門東南矢狭間塀