こうのみねじんじゃのおおくすのき 高知県天然記念物 指定年月日 : 昭和30年 8月19日 高知県安芸郡安田町唐浜 (とうのはま) 神峯神社 ・ 神峯神社 (こうのみねじんじゃ) 四国霊場八十八ヶ所第二十七番札所である神峯寺の約400m奥に位置する神峯神社の境内で、神社に向かっ て左手の林の中にある。 明治7年(1874)に周辺で土砂崩壊があって、そのため根元が埋没したが、昭和28年(1953)に掘り出したといわれ ている。 根元の周囲は約16m、幹は根元で周囲約11mと約6mの2本にわかれ、樹高は約40m、推定樹齢は約900年とさ れている。 枝を四方に張っており、樹幹にはシダ類やコケ類が着生している。 県内に存在するクスノキとしては、国指定の天然記念物、須崎市大谷の樟に次ぐ大木である。