令和3年度 前期生徒会役員選挙を行いました。
5月20日(木)10:00から本校体育館にて、前期生徒会役員選挙が行われました。中学部と高等部の生徒は、自分たちの代表を決めるため、貴重な1票を投じました。
立候補者は約3週間、選挙活動を行い、当日は推薦者とともに熱のこもった演説をして、自分の思いを訴えました。
生徒会役員選挙は「政治的教養をはぐくむ教育」を兼ねており、四万十市選挙管理委員会から、実際の選挙で使う記載台や投票箱を借りて、実際の投票所さながらに会場が設営されました。
また、四万十市選挙管理委員会事務局から2名の職員を招き、選挙の意義や投票の手順、投票所でのルールやマナーを学習しました。生徒は実際の選挙で使う投票用紙を手に取り、折っても折り目がつかなかったり、破ろうとしても破れなかったりする体験を通して、投票用紙がとても工夫されていることを学んでいました。
いよいよ投票の場面になると、事前に配られていた投票所入場券を受付へ持って行き、2重の本人確認を行ったうえで、投票用紙を手にし、記載台で記入しました。記入が難しい生徒はシールを使って投票用紙へ意思を表出していました。投票箱への投入が無事に終わると充実した表情で教室へ戻り、開票結果を待ちました。
再び体育館へ集まり、開票結果が出ると、歓声とともに拍手が自然と起こりました。旧役員の退任あいさつと新役員の着任あいさつが終わり、予定されていた日程が無事に終了しました。
四万十市選挙管理委員会事務局の職員の方からは「とても盛り上がった選挙で驚きました。立候補者も投票者もみんな真剣に取り組んでいるのが、とても感心しました。」とコメントをいただきました。
なお、前期生徒会役員の任期は11月中旬までです。学校生徒の代表として頑張ってくれることと思っています。
児童生徒指導部:宮村 伸
