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日々の様子RECRUIT


ふるさと学習  久保川地区 奇跡の出会い 

 9月29日に総合のふるさと学習で渡し船について聞き取りに久保川地区に行きました。久保川地区は大川筋地域の北部にある場所でそこには昔、久保川地区と勝間小学校を結ぶ学童渡し船の船着場がありました。この渡し船は明治14年から始まり、少子化にともなう平成14年の勝間小学校閉校までの121年、子どもたちを運び続けました。
 久保川地区の人達に聞き取りをしていた時、野村さんという方に出会いました。昔、渡し船をこいでいた人の一人でいろいろとお話を聞かせていただきました。毎日仕事を4時頃に終わらせて、それから船に乗って小学校まで行き、児童を乗せて久保川までこいで、送り迎えをしていたそうです。川が半分くらい増水しても、休むことなく送り迎えをしたという話を聞いて、その時の苦労が伝わってきました。
 今回、聞かせていただいたお話をまとめ、「小・中・地域合同の開かれた学校づくり発表会」で発表する予定です。
 野村さん、本当にありがとうございました。

ふるさと学習 鵜ノ江地区 喜庵さん

 6月23日に鵜ノ江地区区長の山崎さんに旧鵜ノ江保育所にて鵜ノ江地区にお坊さんのお墓があると聞き、聞き取りに行きました。お墓に眠っているのは喜庵(きあん)さんという方です。とても優しい性格で村人たちに大変慕われていたそうです。鵜ノ江保育所の跡地は、昔お寺だったそうで、喜庵さんはそこで修業をしていました。当時鵜ノ江では、旧盆近くになると、お寺の庭で「施餓鬼」(せがき)という行事が行われていたそうで、これは地域とは直接には繋がりがない人でも死んだ人を供養するというものです。お殿様も出席していて、村人たちも大勢集まって供養する喜庵さんを見ていたそうです。しかし、行事の終わりごろにお祈りをしていた喜庵さんがおならを出してしまいました。お祈りを見ていた人達は呆れ返りその中の5、6人が「坊主がお殿様の前で屁を放って。」と怒って庭の隅にあった棒で喜庵さんに叩きかかっていったそうです。何人もの人たちに叩かれているうちにとうとう喜庵さんは殺されてしまいました。しかしもう一つ、喜庵さんが亡くなった時の言い伝えがあります。それは、おならを出した喜庵さんを周りの人達がこそばして、本人が笑いすぎて亡くなったという説です。叩き殺された説と矛盾しているところがありますね。山崎さんは「笑いすぎで死ぬのはないと思う。」「叩き殺されたんじゃないかな?」と言っていました。喜庵さんが亡くなった次の年、村では不思議なことにたくさんの人が病気にかかったり、災難に遭うようになったそうです。村の人達は「喜庵さんの祟りか?」「天国で怒っているのかねぇ?」などと言っていました。村の人達は喜庵さんの死を後悔したそうです。それから村人達は喜庵さんのお墓を作って供養して、お供え物や花などを飾ったそうです。供養するようになってからは不思議なことに鵜ノ江の人達の病気も次第に良くなり災難もなくなったということです。それだけではなく村人が困ったときは喜庵さんのお墓にきてお願い事をすると、必ず聞き届けてくれて、お願い事が叶うようになったそうです。山崎さんも実際にお願い事をしたらかなったそうで、お墓の周りの整備を続けているそうです。喜庵さんのお墓は旧保育所の裏にあり、庭には大きな銀杏の木があります。願い事の叶った人の建てた赤い鳥居があるのですぐにわかると思います。
 何か願い事がある人は一度行ってみてはどうでしょうか?山崎さんからひと言。「何でもどんな願い事でも叶うというわけではない。テストで100点をとりたいなどは×。それはあなたがしっかり勉強するのみです!」だそうです。とても奥が深いお話を聞かせて頂くことができました。

ふるさと学習


 明星中学校(明星中学校と勝間中学校が統合されて大川筋中学校となりました)について調べるために、当時のことを知る方にお話を聞きました。明星中学校は大川筋中学校から見て北東に位置します。地域行事が行われるお諏訪さんのすぐそばにあり、学校から自転車で約10分ぐらいのところです。
 現在も校庭は時々スポーツをするなどして使われていますが、校舎のほうは、もう使われていません。2階建てで小中同じ校舎でした。73年前の明星中学校は、活気であふれていたようです。Iさんは「みんな(小学1年生〜中学校3年生)約500名大勢で遊ぶから校庭には、草一つ生えんかった」と言います。部活動も充実しておりバレーにソフトボール、卓球とまた、歩いて遠くから学校に行くため足が鍛えられて、マラソン、駅伝も強かったといいます。けして裕福な時代ではなかったため、修学旅行もいけない子がいたりしたけれど、みんなでお小遣いをためて一緒に行くことができたそうです。今の時代には聞けない心温まる貴重なお話でした。

聞き取り&SUP体験


 7月20日、三里地区にあるwith river という施設にお邪魔して聞き取りと stand up paddle (SUP)の体験をさせていただきました!聞き取りの際、with river の職員の谷吉さんは、「子供のころの遊び場である四万十川を良くしたいと思いながら、冬は山の手入れ、夏は川でカヌーやSUPのガイドをしている。」と語っていました。
 聞き取りの後は実際にSUPの体験をさせていただきました。ガイドである谷吉さんはいつもニコニコしながら時には冗談、また、時にはためになる話を聞かせてくれて、SUPもボードの上に立ってこぐのは難しかったけど楽しく、貴重な体験でした。実際に体験してみて、四万十川の自然の良さや地域の温かさを改めて実感することができました。
 皆さんもぜひ、四万十川の自然に包まれながら、楽しく緩やかな時間を過ごしてみてはいかがですか?

カヌー体験

 6月21日(日)午後 川登小学校とその保護者、先生も含めてカヌー体験をしました。当初の予定から1週間延期しての体験となりましたが、無事天候に恵まれ楽しい体験のスタートです!
 生徒も小学校のころから何度も体験しているため、みんながぐんぐん進んでいきます。途中から水の掛け合いが始まり、先生がターゲットになることもしばしばありました。中にはカヌーの中がおフロになるほど水がたまった生徒もおり、みんな大はしゃぎでした。中流ポイントには急流がありものすごい速さで進むため、児童生徒の人気コースの一つでもあります。最後に河原に上がるころにはへとへとだったけど、とても楽しい体験でした。たくさんの自然とかかわることができ、この地域ならではの良さを改めて実感することができました。皆さんもぜひ、夏の暑い季節カヌー体験で暑さを吹き飛ばしてみてはいかがですか?

 
カヌー体験の後で、蛇紋岩探しに行ってみました。一度探し始めたらなかなかやめられません。帰り道も下が気になります。


蛇紋岩磨き

6月23日、高瀬の沈下橋で拾ってきた蛇紋岩をみがきました!この蛇紋岩という石は蛇のような模様から名づけられ磁石にひつっく面白い性質があり、磨くときれいに輝くのが特徴です。しかし、蛇紋岩が多い土壌では地滑りが多く、磨く際に出る白い粉には発がん性があるという危険な面もあります。ですが水につけながら磨くことで、この粉が体内に入る可能性は大幅に抑えることができるため心配無用です。
 早速蛇紋岩磨きのスタートです。全校生徒+教師数名で約1時間の蛇紋岩磨きです!磨き始めて10分ほど、多少磨いた面が光を反射し、輝きだしました。楽しいこと一瞬にすぎるというようにあっという間に時間は過ぎラスト5分となり、手が疲れて終了する人や最後の最後まで磨きぬく人もいました。最後はみんなで磨いた石を鑑賞しました。太陽の光を反射している様子はまるで月のようにきれいでした。皆さんもぜひ、蛇紋岩を磨いてみてはどうですか?

ヒノキの家


 6月19日 四万十ヒノキを取材するため、ヒノキの家に行きました。そこは四万十ヒノキをPRするために建てられた体験型モデルハウスです。完成後の管理はかわらっこさんがしています。ヒノキの家はシックハウス症候群が少なくて、湿度管理や通気性が良いそうです。また、壁には土佐漆喰が塗られていてカビになりにくいようになっています。しかし、木で作れているのでお風呂などは腐りやすく湿気などで戸が閉まりにくくなるのでその管理が難しいと言っていました。家の内装などもヒノキらしさがでていて、とてもオシャレです。是非、一度四万十ヒノキの家に泊まってみてください。おすすめします。また、ヒノキのかなばを使ったコサージュやサシェ(匂い袋)などいろいろのヒノキグッズもかわらっこやワークショップなどで販売しているので見てみてください。

3年生の調理実習の様子


 13日(土)に予定していたカヌー体験が川の増水で延期になり、15日は振替休日の予定で給食がなかったため、3年生 が調理実習をしてくれました。
 煮込みハンバーグとピーマンともやしの和え物、きゅうりとわかめの酢の物、卵とわかめのスープを作ってくれました。
 みんなで美味しくいただきました。
 もちろん、感染防止策もとっています。

  


池の鯉たちの様子

 池の鯉たちの様子です。
 休校と同時にどこかの学校へ引っ越しとなります。









バナースペース

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