一部Wikipediaから引用しています。
浦戸地区の練り子は、毎年11月初旬に行われる若宮八幡宮の例祭を皮切りに、浦戸稲荷神社、南浦宇賀神社の例祭も務め、その伝統を若い世代に伝えている。
『練り子(ねりこ)』は浦戸五地区の少年がつとめ、白粉に紅をひき、振袖を着て女装をし、宮出し宮入りのときなど、御輿の前を長刀の舞をしながら練り歩き、先祓いをするという意味がある。このような、 御輿の前を行く女装した男性による太刀の舞や棒打ちは、高知県のおなばれではよくみられ、いわゆる巫女のような役割をしているとも言われている。
練り子の由来は、400年ほど前浦戸地区の漁師が漁に出かけたが、急に海が荒れだしたので無事を海神に祈った。すると願いが通じたのか、海が静まり難なく帰港できたので、その感謝の気持ちをこめ始めた祭りであることが語り継がれている。
なお、練り子の際に少女が行う「舞い」は、昭和になってから始められたものである。その背景には男女平等の思想の高まりがあった。