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図書館支援員さんのあいさつ

 本の世界にはたくさんのすてきな出会いが待っています。
 ときには、学習のお手伝いができることもあるかもしれません。
 そんな出会いのお手伝いができたらいいなと思います。
 鏡中学校の図書室で会いましょう!

図書館担当

お知らせ

冬休み中の貸し出しについて

新刊案内

① 濱野京子『with you』(くもん出版、2020年)
 高校受験を控えた中学生の悠人は、家族の中で自分の存在意義を見出せないでいた。そんな中、ヤングケアラーの少女・朱音と出会う。彼女のために自分は何ができるのか・・・。人を大切に思うことや、社会に目を向けることで悠人は成長していく。
 第67回青少年読書感想文コンクール課題図書

② 細田守『竜とそばかすの姫』(角川文庫、2021年)
 2021年夏に10周年を迎えるスタジオ地図の細田守監督が、自ら書き下ろした最新作の原作小説。高知に住む女子高生すずが、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界〈U〉に参加することに。細田監督作品では『時をかける少女』以来となる10代の女子高生をヒロインに迎え、高知の見慣れた景色が美しく描かれていている。私たちの暮らす高知の自然の美しさを改めて実感できる作品。映画は2021年7月16日公開。本と映画の両方を見てほしい。

③ 町田尚子『ねこはるすばん』 (ほるぷ出版、2020年)
 にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。と思ったら??留守番の間にこっそりねこの街に出かけている、ねこの知られざる世界がそこにはあった。大人が読んでもおもしろい絵本であり、最後のページの「何もなかったかのように人間を迎えるねこの姿」は忘れられなくなる。イチオシの一冊。

④ 大塚健太・柴田ケイコ『うごきません。』(パイ・インターナショナル、2020年)
 高知在住の絵本作家・柴田ケイコさんの絵がとてもかわいくて思わず笑ってしまう。動かない鳥のハシビロコウが動くのは、どんなときなのか。『おにゃけ』『でんにゃ』のコンビによるユーモアあふれる、色鮮やかで元気の出る絵本。

⑤ 滝本哲史『ミライの授業』(講談社、2016年)
 著者の滝本さんが全国の中学校を訪れて開講した特別講義「未来をつくる5つの法則」が一冊になった本。1時限目から5時限目の授業形式で構成されていて、どの時間も非常に面白い内容になっている。読み終えた時には輝かしい未来がそこにあることを実感できる。「きみたちは自分の力で日本を変えていけ!僕は日本の未来に期待している。」と語っていた著者の滝本さんは、2019年8月に病のため47歳の若さで逝去した。