仁淀川エクスペリエンス

 2月24日(水)、2年生全員が「仁淀川エクスペリエンス」と題して、仁淀川流域での高齢化問題や地場産業の振興を考える活動の一環で、高知県立福祉交流プラザで高齢者の疑似体験、車いす体験、いの町紙の博物館で「土佐和紙」についての学習に取り組みました。

 高齢化の進むこの地域に住む我々にとって、高齢者とのかかわり方や介護等についての理解は大変重要であり「うらしま体験から高齢者にとっては、自分たちでは何気ないことが辛い場合もあることが分かり、これからは今以上にやさしく接していきたい」という感想があり、大変学びの多い体験学習となりました。その後は、いの町の紙の博物館に移動し、地場産業として発展してきた土佐和紙の紙漉きを体験しました。いの町内の生徒の多くは小学校の時に紙漉きを行っていましたが、高校生としては単に紙漉きだけでなく、コツをつかみ、出来上がりへのこだわりを持つ生徒もいて、それぞれが地場産業を考えるよい機会となりました。関係していただいた方々に心より感謝します。