学校案内

校長挨拶

  高知県立嶺北高等学校は、昭和23年に県立高知農業高等学校本山分校、同森分校として設置されて以来、本年で創立71年目を迎える、歴史と伝統のある学校です。昭和28年に県立嶺北高等学校として独立し、平成19年度からは全国初の試みである「同居連携型中高一貫教育校」として、本山町の本山中学校と吉野中学校が統合した後の本山町立嶺北中学校と同じ校舎に同居しながら連携教育を推進するとともに、隣接町の土佐町立土佐町中学校との間でも、授業等を通じた中高連携に積極的に取り組んでいます。 
 本校が位置する長岡郡本山町は、「日本で最も美しい村連合」で認定を受けている「吉延の棚田」など美しい棚田が点在しており、江戸期土佐藩家老の野中兼山(1615~63)によって建設された水路も、住民の皆様により大切に管理されています。また、嶺北地域(大豊町、本山町、土佐町、大川村の4か町村)は、地域を構成する4か町村が吉野川の流れに沿って東西一列に並んでおり、白髪山県立自然公園、梶ケ森県立自然公園など、豊かな自然に恵まれた地域であります。
 この嶺北地域唯一の高等学校である本校は、「『主体性』、『地域創造』、『多文化協働』の精神をもった生徒を育成することにより、生徒、保護者、地域から信頼される学校」を目指す学校像として掲げ、「自ら考え、判断し、行動できる生徒(主体性の精神)」、「持続可能な地域を創造する精神をもっている生徒(地域創造の精神)」、「文化の多様性を尊重し、他者と協働できる生徒(多文化協働の精神)」の育成に取り組みます。教育活動の中核に、地域を学びのフィールドとして、生徒が主体的に他者と協働して課題解決に取り組む「嶺北探究」(総合的な探究の時間)を位置づけ、生徒の課題解決能力等の育成に取り組みます。
 また、生徒会活動では、長らく地域の皆様から高く評価されてまいりました「嶺北フリューゲルス(RF)」や「嶺北ガーディアンエンジェルズ(RGA)」など、生徒の自主的な地域貢献活動(自主活動)を生徒会活動へと発展させて、生徒会執行部のリーダーシップのもと全校生徒で、地域の安全や防犯、防災に取り組みます。
 さらに、部活動・同好会では、早明浦ダム湖や吉野川といった地域の特性を生かしたカヌー部をはじめ、吹奏楽部、RYN部、バレーボール部、バドミントン部、卓球部が中高連携で意欲的に活動しています。RYN部は、これまで自主活動として取り組んできた「RYN(嶺北ユース・ネイバーズ)」の活動を部活動に発展させて、地域産品を活用して商品開発等に取り組んでいくものです。
 本校は地域の連携中学校と「中高一貫の6年間を熱く語り、自分と地域の未来を切り拓くことのできる生徒の育成」という中高一貫教育の目標を共有するとともに、生徒の「主体性」を引き出すとともに、「地域創造」と「多文化協働」の精神を育む教育を展開することにより、嶺北地域唯一の高等学校として、生徒・保護者・地域の皆様から信頼される学校づくりに取り組んでまいりたいと考えています。皆様のご理解、ご支援を何卒よろしくお願いいたします。                       

 

高知県立嶺北高等学校長  山田憲昭