学校は、関係する機関や専門家、保護者と協働して特別支援教育を進めていくことになりますから、当然窓口が必要となります。そしてその鍵を握るのがコーディネーターです。 コーディネーターは、いわば校内の特別支援教育の推進役を担うと言っていいでしょう。
特別支援教育はコーディネーターが一人で進めるのではありません。例えば「特別支援教育部」など他の分掌と同様、学校の組織として位置づけて、総合的・全体的に進める必要があるとしています。
・
特別支援教育の対象となるLD、ADHD、高機能自閉症等を含め障害のあるすべての児童生徒に個別の教育支援計画を作成することで、一人一人の教育的ニーズに応じた、質の高い支援を行うとしています。
; 制度として全授業時間固定式の学級を維持するのではなく、通常の学級に在籍した上で障害に応じた教科指導や障害に起因する困難の改善・克服のための指導を必要な時間のみ特別の場で行う形態(例えば「特別支援教室」(仮称)」)を検討していくとしています。
LD、ADHD、高機能自閉症等の児童生徒も含め、障害のある児童生徒が、原則として通常の学級に在籍しながら、特別の場で適切な指導及び必要な支援を受けることができるような弾力的なシステムを構築していきます。