高知県立中芸高等学校は定時制昼間部と夜間部を設置する多部制の単位制普通科高等学校です。

　多部制単位制普通科高等学校として、生徒の多様な実態をよく把握し、基礎学力の定着、向上に対する取り組みから、国公立大学への進学を希望する生徒の期待に応える進学指導まで幅広く対応できる高等学校として東部地域の中で存在感を示したい。
そのために、教職員一人ひとりが存分に力を発揮できる職場環境を目指すとともに、次の三項目を目指す学校づくりを行う。

○ 生徒一人ひとりの進路実現をしっかりと支援する学校
○ 多様な個を認め合う共生社会意識を醸成する学校
○ 地域の学びの拠点となる学校

　校訓「自主創造」「中正温雅」のもと、高い志を持ち創造的で豊かな人間性と地域社会に貢献できる逞しさを備えた人材を育成する。

３　教育方針

　１、２年次では、学年の枠を越えた集団からなる、ピア・サポートホーム（縦割りのホームルーム編成）により、生徒相互に学びあったり、助けあったり出来る、明るく楽しい雰囲気のホームルームを創ります。３年次では、進路実現に向けて集中できる学校生活が送られるよう、学年単独のホームルームとなっています。

・　ピア・サポートホームとは、異なる学年の生徒で構成 されるホームルームです。１年次生と２年次生を、３つ の　　ホームルームに分け、学校行事などを、生徒同士が協 力し合って実施していけるような組織をつくっています。
・　教員はアドバイザーとして、多様な生徒に対応できる ようサポートします。
　 中芸高校では、その他にも、不登校を経験したことのある生徒をサポートする校内体制、学校教育アドバイザー　（スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー）による充実したサポート体制を整えています。