フィールドワーク(地理B)

令和2年5月20日(水)の3限地理Bの授業(2年Bホーム)、4限地理Bの授業(3年Bホーム)でフィールドワークを行いました。2年生は地形図学習を、3年生は灌漑用水について学びました。江戸時代、17歳で藩政の最高職である奉行職についた野中兼山(1615年~1663年)は、本山町に4つの用水路を造っています。今回のフィールドワークでは、十二所神社周辺の本山下井と本山上井を見学しました。

鳥居横には、推定樹齢1,000年のスギの木があります。標高は、地形図の読み取りから約300m。


この用水路の建設によって、当時の本山町では耕地面積が拡大し、米の収穫量が飛躍的に伸びました。建設重機もない中、知恵を絞り、過酷な労働によって造られた灌漑用水であることを知り、当時の様子に思いを馳せたのではないでしょうか?学んだ知識を活用する。地元を再認識する良い機会になりました。今後も本物を見る(触れる)授業を多く取り入れていきます。