学校紹介
本校は、県内で唯一の病弱特別支援学校です。昭和31年4月に、高知市江ノ口東小学校昭和中学校の分室として、高知赤十字病院に院内学級が開かれたことが創立の基礎となります。
昭和48年4月、高知県立高知江の口養護学校設置条例の施行により開校しました。開校当初は、高知赤十字病院高等看護学院の校舎を仮校舎として、小学部と中学部のみでスタートしました。
昭和50年4月に高等部が設置され、昭和55年4月には寄宿舎が開舎、平成10年4月には、医学部附属病院分校が設置されています。
令和3年には、特別支援学校第二次再編振興計画により、4月に大原町の新校舎に移転し、機構改革に伴い、高知若草特別支援学校国立高知病院分校が本校の分校に移行し、現在の形となっています。
本校は慢性疾患の子どもたちが多く在籍していましたが、近年、慢性疾患の児童生徒は著しく減少し、心身症や精神疾患の児童生徒の在籍が増加しています。
病弱特別支援学校としての主な特色
小学生、中学生、高校生が同じ校舎の中で仲良く学習をしています。
毎日の勉強のほかに、楽しい学校行事もあります。
教職員が一丸となって、児童生徒一人一人に対して熱心に指導にあたります。
また、地域から信頼される学校を目指しています。
病弱特別支援学校としての特徴
病気のため学校に行けないお子さまが、病気を治しながら勉強ができます。
学習内容は、小学校、中学校、高等学校に準じています。加えて、病気や障害による学習上の困難を克服し、自立を図るための学習を行います。
病院などへ教員が出向き指導にあたる訪問教育も行っています。
健康が回復すれば、元の学校に戻れます。
病院との連携により、児童生徒の皆さんの病状を正しく把握し、 教育活動に生かします。
その他の特色
ICTを使って一人一人の状況に合わせた学習をすすめています。
寄宿舎に入った場合はその生活を通して、自己管理能力の育成に努めます。