道徳教育

これまでの流れ

SONY DSC 本校では、平成22年度から24年度の3年間、高知県の「道徳教育重点推進校」の指定を受け、道徳推進教師を中心に、校内の道徳教育の研究と推進に努めてきました。また、心の教育の15年間のステップを考えながら、幼稚園(さくらんぼ園)、東津野中学校と保幼小中の連携を進めています。そして平成25年度から27年度の3年間、高知県の「道徳教育地域連携事業」の指定を受け取組を行っています。

 


公開授業と事前・事後研究

P1 年間を通して、全ての道徳授業を「公開授業」としたことにより、他の教師が参観することができ、指導法の共通理解が深まった。
授業者は、他の教師と共に授業力の向上を目指して、日々授業改善に努めている。全ての道徳授業は、管理職2名、金曜日(4つの学年)は、道徳推進教師(他校)1名も加え3名で参観を行っている。
また、授業者は授業を行う前に、略案をもとにした検討会「事前研究」を管理職と道徳推進教師と行っている。ここでは、子ども実態に応じた発問、切り返し、自己の生き方に関わる発問等、価値意識を高め、子どもの意見を引き出す発問を考えている。
「事後研究」では、子どもの心をどれだけ揺さぶり、自己の生き方に関わった授業ができたか、資料を通して子どもの道徳的価値の自覚が深まる授業になっていたか、板書の提示の仕方などを中心に話し合いを行っている。
このように、1時間の道徳授業を展開する際に、上記の「事前研究」「公開授業」「事後研究」をセットで行うことが、教師の授業力向上につながつている。