めざす生徒像

 甲浦では、保育園・小学校・中学校が一貫して、地域の皆様方と一緒になって、子どもたちの成長を育むための協議をすすめています。保育園や小中学校、そして地域の皆様のご意見をいただき、令和2年4月に、『甲浦地区保・小・中学校運営協議会』で次の6項目を、『15年間を見通した甲浦めざす子どもの姿』として策定しました。

(1) 主体的に挑戦し、成功や失敗を学びとして、夢に向かって努力することができる生徒

(2) 生きた挨拶や場に応じた言葉遣いができ、『話す・聞く』を大切にできる生徒

(3) 自分や他人を大切にでき、自分自身に誇りをもって行動できる生徒

(4) 地域愛をもち、甲浦の良さを誇り、地域に貢献することができる生徒

(5) 主体的・対話的に学び、学習した内容を活用して、問題解決することができる生徒

(6) 時間やルールが守れ、礼儀を大切にし、当たり前のことが当たり前にできる生徒

 そして令和2年12月に、約1年かけての協議を経て、『15年間を見通した甲浦がめざす子どもの姿』についての「評価規準」及びその姿を実現するための「アクションプラン」を策定しました。これは、甲浦保育園・甲浦小学校・甲浦中学校の教職員や東洋町教育委員会、甲浦中学校の全校生徒、保護者や地域の方々からご意見をいただき、協議に協議を重ね、甲浦地区保・小・中学校運営協議会で最終確認をした内容です。この内容を策定することで、教職員や教育委員会、そして保護者や地域の方々が、ワンチームとなって、甲浦の子どもたちをどう育てるか、そして実現のためにどんな取り組みをしていくかという指針が定まりました。
 評価規準とは、それぞれの子どもの発達段階に応じて、どういう姿を実現していくかを明確にした内容であり、アクションプランとは、保育園・小学校・中学校・保護者・地域が、それぞれの立場で、そのめざす姿実現のためにどういう取り組みをしていくか、意識する内容を明確にしたものです。
 この内容は甲浦の教育の大きな財産と言えます。策定にあたり様々なご意見をいただき、またPTA役員会等での協議ありがとうございました。今後の全ての教育活動は、この内容の実現のためという位置づけができました。今後とも甲浦の子どもたちの成長と幸せのためにご尽力いただきますようお願いいたします。

評価規準

アクションプラン