ピア・チューター
ピア・チューター活動について
ピア・チューター(peer tutor)とは、ピア(仲間)とチューター(個人指導員)の組み合わさった言葉であり、「仲間同士で教え合う」という意味です。中学生が、学校生活を送る中で生じる学習面や生活面での疑問や悩みなどについて、高校生に相談したり、アドバイスを受けたりすることができます。互いに交流を深めることで、中高一貫教育校としての一体感を持つことができています。
令和5年度の高校生のピア・チューター活動の認定者は、44名でした。
高校生にとってのピア・チューター
① 異年齢集団と交流することにより、さまざまな人間との関係を築きながら、自己を活かしていくための諸能力をみに付けることができます。また、中学生とのかかわり方を試行錯誤する中で、ソーシャルスキルを身に付けることができます。
② 「ともに考えること、人に何かを伝えること」などの経験を通して、社会を生きていく上で必要なコミュニケーション能力を身に付ける訓練の場となります。
③ 中学生との交流を通じて、望ましい職業観・勤労観を身に付け、主体的に進路を選択し、決定する能力を向上させることができます。
ピア・チューター制度も開始から20年とちょっと…
ピア・チューター制度も当初から、随分と進化をしています!
というのも、ただ話して終わりでなく、より様々な学習の機会となるよう、高校生が事前に課題(ミッション)を見つけ、解決する工夫をしています。
例えば、次の画像は、ミッション「中間テストの反省と改善案」を受けて、高校生が、中学生といっしょに勉強をしたり、苦手な分野の復習をいっしょにしたことがわかる記録です。
こんな感じで、現在は、高校生がより中学生と関わり、その中で高校生も成長を図れるような活動となっています!