校長挨拶

校長 野中 昭良

 

令和7年4月1日着任いたしました野中昭良(のなか・あきよし)と申します。スクール・ミッションの実現に向けて、教職員一丸となって生徒の成長を支援していく所存でありますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

さて、本校は昭和51(1976)年4月、開校の精神「立志」とともに、普通科と衛生看護科を設置する県立高校として、高知市一宮徳谷の地に誕生しました。令和7年で創立49年目を迎え、翌年度には50周年、半世紀となります。開校以来、幾多の学校改編を経て、現在は総合学科と看護科、そして看護科の学びをさらに発展させ、看護師の国家試験合格を目指す2年間の看護専攻科を設置しています。

 

総合学科では、1年次の科目「産業社会と人間」、2・3年次の総合的な探究の時間「立志」を3年間の教育活動の中心として位置付け、キャリア教育及び探究的に学ぶ姿勢を身に付ける教育を推進しています。特に2・3年次には、自らの興味関心、進路希望にあわせて教科・科目を選択・学習し、卒業後の希望進路の実現につなげます。また、看護科、看護専攻科では、看護師を養成する機関として、文部科学省から認められた5年間の看護一貫教育を行い、看護師の国家試験合格を目指します。

 

本校は部活動も大変盛んなことで知られており、部活数も多くなっています。近年では、レスリング部、水泳部、ハンドボール部、弓道部、美術部、書道部などが県内はもちろんのこと、四国大会や全国大会で活躍しています。

また、地域の清掃活動を目的に「さわやか隊」が結成され、年5回の活動を通して、地域貢献を行っています。このように部活動に所属し、仲間と共に目標を定めて頑張ることや、奉仕の心を持って他者のために行動できること。そういう生徒が学校全体でリーダーシップを発揮し、後輩や小・中学生にとっての「あこがれ」となることを心から願っています。

さらに、一人ひとりが「自分を丸ごと好き」になる自尊感情を育む教育を推進し、「入学してよかった」「この学校で学ぶことができてよかった」と思える教育活動を実践することで、高校生活が楽しく充実したものとなるよう生徒・保護者・教職員・関係者が一体となって取り組んでいきます。

 

【スクール・ミッション】

 総合学科:多様な学びのニーズに対応できる科目を設置し、個性や能力をさらに伸ばす学習を通して、主体的・協働的に社会に参画する人材を育成する。

 看 護 科:医療の高度化に対応した学びを通して、地域の医療を担う看護人材を育成する