校長挨拶
校長 足達 昇
梼原高校は、昭和9年梼原村立孝山塾青年学校として創立されて以来、本年で創立86年目を迎える歴史と伝統のある学校です。この津野山地域は、戦国時代の土佐七守護の一人、津野氏の始祖 津野経高が913年に入国以来、1100年の歴史を誇り、明治維新にも多くの志士を輩出、かの有名な坂本龍馬らが脱藩していった土地柄であり、中山間地域でありながら、新しい時代の流れに挑戦する気風を持った活力あふれる地域です。
その中で、本校は津野山地域唯一の高等学校としてなくてはならない存在であり、今後もこの地域に貢献できる人づくりのため、確かな学力と豊かな心の育成を図る場として中心的役割を担い続けることを使命と考えており、教職員一丸となって魅力ある学校づくりに取り組んでいます。 しかしながら学校だけでは困難なことも多く、生徒・保護者・地域そして同窓会の皆様の協力を頂きながら、それぞれがその役割に応じて一丸となり、チーム梼高として梼原高校のさらなる発展に向けた取り組みが必要で、現在行っている魅力ある学校創りをさらに推し進め、中山間地域における小規模校のあり方のモデルケースとなるよう、関係する学校内外の様々な力を融合する「チーム学校」の考え方を最大限に生かして「主体性を持って希望進路を実現していく生徒」の実現を目指したいと考えます。
引き続き、本校の取り組みに対しまして、ご理解とご支援をいただきますようお願いいたします。