カリキュラム改革

総合的な学習/探究の時間の充実  ~ 地域をテーマとしたプロジェクト学習による魅力化 ~

「 YELL(Yusuhara’s Education of Life and Living)プロジェクト 」
 キャリア教育を「YELLプロジェクト」と名付け、「地域の社会資源を活用しながら、将来の自分の進路や仕事について考え進路実現を図る」ことを掲げ、1年生は「地域理解」、2年生は「自己理解」、3年生は「自己実現」を意識し、キャリアアップに繋げます。

 ※ 地域の歴史や伝統を学び、地域の方々とつながる体験型の実践を全校生徒の縦割りで実施

 学 年    目 標   学 習 内 容
1年 地域理解
・梼原町の自然、文化、産業、経済、仕事について理解する
・地域へのフィールドワークを通し地域課題の理解
2年 自己理解 ・地域活動を通した自己理解
・社会の中での自分のあり方
・自己の進路について
3年 自己実現 ・地域課題解決をテーマとし、他者と協働してプロジェクト学習を行なう
・3年間の学習を通して培った課題発見力、課題解決力等による自己の進路実現 

 

 ①  産業
・ジビエ/お茶/カルスト牛/和菓子/お米
 

 上記を中心に、地域の経済活動等について地域活性化の課題意識を持ちながら探究します。

 ②  環境・観光
・千枚田グリーンクラブ(地域の方と協働した千枚田の保存活動など)
 

 神在居(かんざいこ)地区に点在する千枚田の維持管理のボランティア活動、町内の地域活性化活動に取り組んでいます。千枚田では本校2年生農業コースが水稲栽培も実施。

  ・建築物(隈研吾氏設計による町内6棟の建造物及び、ゆすはら座、茶堂、三嶋神社など)
 

 地域にある観光資源としての建築物について調査・理解のもと、地域の活性化につなげることに取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 ③  文化
・梼原ディスカバークラブ( 郷土芸能の継承 )
   1100年続く津野山神楽を高校生で残していこうと発足したクラブ。津野山神楽保存会の指導のもと、全国高等学校総合文化祭、神楽甲子園など、町内外のイベントでも上演します。

 

 

 

 

  

 

  令和2年度  第44回全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)
郷土芸能部門出場
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 ④  PR
・情報発信
   地域の活性化につながる情報の収集・発信について、地域の高校生としての視点で課題意識を持って取り組み、地域貢献とともに課題発見や課題解決について学んでいます。

 

  令和元年度  「観光甲子園」にインバウンド部門で決勝大会進出  ← 動画はこちら