盲新聞を作りました!
各学部
その他
2021年度(令和3年度) 学校日記
幼稚部修了証書授与式、小学部、中学部卒業証書授与式!
3月15日(火)、幼稚部修了証書授与式並びに小学部、中学式卒業証書授与式を行いました。幼稚部1名、小学部2名、中学部2名の合計5名の修了・卒業生の門出を、お祝いすることができました。
チャーテPROJECTin高知盲2022始動
本校の学校給食に高知の伝統野菜を出したい。もっと高知の伝統野菜の魅力を本校の幼児児童生徒に知ってもらいたいという想いから、理療科の教員の協力を得て学校で育てた高知の伝統野菜チャーテを学校給食にとチャーテPROJECTin高知盲2022と題し取組こととなりました。最初の取り組みとして1月17日(月)に学校の一角にチャーテの種芋を植えました。つるはしで土を耕し、種芋を植えます。チャーテは寒さに弱い野菜ということで、丁寧に種芋の上に土をかぶせていきます。
初めての取組なので、どのくらい収穫できるかわかりませんが、大切に育てていきたいと思います。また、定期的に成長の記録を掲載していく予定です。
創立記念日の給食
2月20日(日)は、本校の93回目の創立記念日です。
昭和4年2月20日に高知県立盲唖学校設立が認可され、この日を創立記念日としています。最初は仮校舎でしたが、その年の7月に高知市江ノ口浦別当(現在の愛宕町)に、新校舎が落成しました。創立当時は、盲部32名、聾唖部22名の合計54名、盲部は中等部鍼按科18名、同別科5名、初等部9名の4学級でスタートしたそうです。
毎年創立記念日には給食に赤飯を出しています。今年は、栗を入れてより豪華な創立記念日お祝いメニューとなりました。
幼児児童生徒の作品色々!④
小学部児童の紙版画作品!
幼児児童生徒の作品色々!③
幼稚部の幼児と小学部児童の毛筆の作品です!小学部の児童は、こども県展や、高知県美術教育総合展にも出品しました。
幼児児童生徒の作品色々!②
小学部6年全盲の児童の「月の観察」記録です!
幼児児童生徒の作品色々!①
中学部、高等部普通科の生徒の作品です!それぞれの作品紹介がとてもユニークです。
3学期防災避難訓練(寄宿舎)!
1月31日(月)の夕方、寄宿舎で3学期の防災避難訓練を行いました。いつもの避難訓練に比べ、舎生や職員の顔に一段と真剣さが増しているように感じられたのも無理もないこと。1月22日の深夜、日向灘沖を震源とする大きな地震があったことを思い出したからでしょうか?帰省中の舎生の中には深夜に鳴り響く「緊急地震速報」の警報音にとても強い不安を覚えたようです。今回の訓練では事前に寄宿舎の職員から舎生全員に「緊急地震速報」の模擬音を周知したうえで訓練を実施しました。高知県下でもオミクロン株の感染拡大により、実際の避難場所に移動する訓練はやむなく中止し、それぞれの居室でシェイクアウト訓練に変更しました。
にこにこ市開催!
中学部・高等部の作業学習等の時間に製作した品物を販売する「にこにこ市」を開催しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、対面での販売は校内のみとしましたが、保護者の皆様にはオンラインで作品紹介の動画等を見ていただき、ネットや注文用紙で購入申し込みを頂く新しい方法も導入し実施しました。
感染症予防のため、来店時間帯を振り分けたり、会場内への入場人数を制限したり、換気・消毒等も徹底したうえで、生徒が受付や会計等のそれぞれの担当の役割をしっかりと果たしました。
それぞれの商品の陳列場所には、生徒がパソコンで作成したポップも貼られていて、品物は飛ぶように売れ、大盛況で、準備していた物は予定していた時間内に完売でした。
学校給食週間の取組!
1月24日から1週間は学校給食週間です。それにあわせ「みんなの思い出の給食メニュー」と題して、校長先生、教頭先生、保健主事、学校看護師さん、調理員さんが子供のころに食べて思い出に残っているメニューを教えてもらい再現しました。また、それぞれの思い出メニューとエピソードを給食委員会の生徒が紙に書いて食堂に貼ってくれました。
幼児児童生徒は初めて食べるメニューに喜んだり、ちょっと苦戦したりしながら食べていました。教職員も、昔の給食メニューを懐かしんだり、こんなメニューが出ていたのかと驚いたりと様々な反応があり楽しんでくれているようでした。
現在はコロナ禍で楽しく会話をしながら給食を食べる事はできませんが、このような取組を通して学級や家庭での会話が増えたり、幼児児童生徒や教職員の食体験が広がったりして給食って楽しいなと感じてもらえたらいいなと思いました。
1月24日:鯨のノルウエー風(看護師さん)
1月25日:ミルクぜんざい(調理員さん)
1月26日:ミルメーク、レーズン入りカレースープ(校長先生)
1月27日:納豆、冷凍パイン(保健主事)
1月28日:五目ビーフン、金時豆の煮物(教頭先生)
給食委員会の取組!
今年度、給食委員会の取組として嫌いな食べ物克服メニューの考案に取り組んでいます。
1月19日(水)にこの取組の第2弾である梅チャーハンが給食に登場しました。梅の酸味を抑えるため鰹節を多めに加える、野菜も細かく刻み食べやすくするなどの生徒からでたアイデアを取り入れました。
実際に食べた給食委員会の児童生徒からは「すっぱくなくておいしかった。また出してほしいです」や「梅のすっぱい風味が合わさってとてもおいしかったです。またリクエストしたいです♡」といった感想が寄せられました。
触察ワークショップ研修!
1月7日、12日の2回にわたり、触察ワークショップ研修をオンラインで行いました。
講師は、沖縄美ら海水族館の横山希代子氏、魚類課教育普及係として勤務し、長年触察の指導について実践され、魚類の教材を活用した触察指導について経験豊富で、多くの研修会の講師も務められている方です。
ワークショップで触る教材は、沖縄の美ら海水族館から送っていただき、お借りしたもので、教員が研修を受けた後は、実際に児童生徒の学習にも使わさせていただくことになっています。
ワークショップ「サメのふしぎ」では、まずコイのアルコール標本を触察し、魚類の基本形を学んだ後、ホウライザメの仔ザメの標本の触察、尾ひれ、鱗、顎、歯の触察を行いました。教員対象の研修でしたが、「おもしろ~い!」「へえ~!」と、感動や驚きがいっぱいでした。
今後は、お借りしている標本を使って、実際に児童生徒に授業を行う予定です。子ども達の授業での様子や、発言がとても楽しみです。
校内点字検定、珠算検定を実施しました!
小学部の点字を使用して学習している2名の児童を対象に、校内での点字検定、珠算検定を実施しました。
冬休み開けということもあり、少し緊張している様子でしたが、真剣に黙々と検定に取り組んでいました。日々の学習の成果、頑張りが、検定の成績にも表れていることと思います。
令和3年度3学期が始まりました!
令和4年1月11日(火)、3学期の始業式を行いました。
体育館には、全校幼児児童生徒が元気に集合することができました。
校歌斉唱、校長先生の話の後は、養護教諭の先生から「感染症対策」の話を聞き、今一度、新型コロナウイルス感染症予防対策について確認をしました。
終業式等の終了後には、緊急地震速報の訓練放送が流れ、各自が持参していたヘルメットをかぶり、ダンゴムシのポーズをとる訓練を行いました。
今日から、美味しい給食も始まりました。
締めくくりと、まとめの3学期、無事に学校教育活動が行えることを願っています。
新年の御挨拶!
2学期終業式!
早いもので12月24日(金)は、2学期の終業式でした。
新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いているので、久しぶりに全校幼児児童生徒、教職員が体育館に集まり、式を行うことができました。
終業式の後には、校内の読書表彰と伝達表彰(第25回スピリットアート、第6回高知県特別支援学校技能検定)が行われ、幼児児童生徒の頑張りを学校の皆で称えました。
今年一年間、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力いただきましてありがとうございました。どうぞ来年もよろしくお願い致します。みなさま良いお年をお迎えください。
フラワーアレンジメント教室!
12月23日(木)、幼稚部、小学部の幼児児童を対象にフラワーアレンジメント教室を開催しました。これは、公共社団法人日本フラワーデザイナー協会が、平成26年度より「盲学校の子供たちが多くの花を知り、花の世界への興味を広げるサポート・花の宅配便事業」の一環として行われたものです。資材は東京の提携会社から、花の提供と配送は一般社団法人日本花き卸売り市場協会の会員の皆様、講師は公共社団法人日本フラワーデザイナー協会ボランティアスタッフの皆様が担当してくださいました。
当日は、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、3つの教室をオンラインで繋ぎ、それぞれの教室に1名ずつ計3名の講師の方に来校、指導していただきました。
クリスマスにぴったりの花材を使い、一人一人の個性あふれるアレジメントの作品を仕上げることができました。それぞれのご家庭に持ち帰り、素敵に飾られたことと思います。
多くの善意に支えられ、フラワーアレンジメントの教室が開催できたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
冬至とクリスマスの行事食!
12月22日は冬至、12月23日はクリスマスイブ前日の行事食の献立でした。
冬至には、かぼちゃが入ったお味噌汁、クリスマスは、ローストチキン、白菜のホワイトスープ、Xmasケーキ!
食堂には、理療科の生徒さんが皆を楽しませたいと飾ってくれたクリスマスツリーも!
いつも以上に、食堂に笑顔が広がっていました。
実は2年ぶりのクリスマスツリー(寄宿舎)!
2学期も12月に入り、期末テストを乗り越え、ふとした拍子に「もうすぐ、クリスマスやお正月だね!」とささやく声が聞こえてきます。舎の職員も倉庫からクリスマスツリーを出してきました。思えば、昨年は寄宿舎の改修工事のため、仮住まいでクリスマスを迎えました。今年は2年ぶりに寄宿舎の食堂にツリーも帰ってきました。夕食前のひととき。いつものように舎生と職員でツリーに飾りつけ、いつもの場所に戻ってきたツリーも誇らしげに映ります。完成したツリーの前でみんなと記念撮影もしました。長引くコロナ禍。「いつものように!」という言葉の響きに懐かしさとありがたさを感じずにはいられません。
小学部マラソン記録会!
小学部のマラソン大会を実施しました。当日は、晴天に恵まれましたが、少し冬の寒い風が吹く天候でした。小学部の児童のうち5名がマラソン記録会に参加し、幼稚部の幼児も、途中飛び入り参加をしていました。
今までも練習していた正方形のコースで、弱視の生徒は外側を回り、全盲の生徒はそれぞれの角にいる先生の太鼓や拍手の方向に向けて走り、「3,2,1」の合図で角をスムーズに曲がることができていました。
自分がたてた目標に向けて、15分間走り切ることができました。皆、よく頑張りました。お疲れさまでした!
「こども高知新聞 読もっか」の取材を受けました!
先週の12月10日(金)、「こども高知新聞 読もっか」の1面に「白い杖(杖)は友達」という記事が掲載されました。この記事を作成するにあたり、本校に高知新聞の記者さんが取材においでてくださいました。
新聞に掲載された写真は、小学部3年生の児童が自立活動の時間に行っている白杖を使った歩行練習の様子です。高等部の生徒は、白杖を使って歩いている時に、近くにいる人やすれ違う人に気を付けてもらいたいことについて、インタビューを受けました。
この記事をきっかけにして、視覚障害や視覚障害教育についの理解が広がることを願っています。是非、「こども高知新聞 読もっか」(12月10日)も、ご覧になってください。
中国・四国地区の盲学校とのオンライン交流!
中四国の盲学校9校では、同年代の同じ視覚障害のある友達との交流の場として、昨年度からオンライン交流に取り組んでいます。今年度も、それぞれの学部、学級で実施しています。
12月8日(木)は、本校の小学部3年生が広島中央特別支援学校の小学部3年生との交流学習を行いました。お互いにそれぞれの県にちなんだクイズを出し合ったり、音楽の発表、学習したことの発表と、とても和やかな雰囲気の中で楽しく交流ができていました。
12月13日(月)には、高等部本科普通科2年生が松山盲学校の同級生との交流学習を行いました。事前に各自が考えた質問を番号で選び、それぞれが答える形で交流が進んでいました。「今、一番欲しいものは?」「コロナが収束したら一番何がしたい?」等の質問・回答に笑い声も聞かれる、和やかな交流となっていました。
高知鏡川ライオンズクラブから新入生へのプレゼント!
高知鏡川ライオンズクラブさんから、毎年、中学部以上の新入生に時計などのプレゼントをいただいています。今年も12月3日(金)に、贈呈式をおこなっていただきました。今年の4名の新入生は、それぞれ各自が希望した音声腕時計や、音声置時計、キーボード、ドラム練習パッド等を贈っていただきました。生徒からは、「部活の自主練に励みたいです。」「高価なものを贈っていただき、ありがとございます。大切にします」等のお礼の言葉を伝えました。
高知鏡川ライオンズクラブ様、本当にありがとうございました。生徒達の学習やその他の活動の励みになります。大切に使わせていただきます。
火災避難訓練をしました(寄宿舎)!
季節も秋から冬へと変わり、朝晩の冷え込みばかりでなく、空気も乾燥してくる今日この頃。火災にも十分、気を配らなければいけない時期となりました。今回の訓練は、避難経路や避難場所を中心に寄宿舎生と確認をしました。舎生のみんなも舎の先生の指示に従い、落ち着いて行動出来ていました。
久しぶりの光景(寄宿舎)!
全国に出されていた緊急事態宣言が解除されからしばらく経ちますが、コロナ禍も少しだけ落ち着き、かつての日常を意識できるような時間の過ごし方を感じています。もちろん、まだまだ感染症が終息するには長い道のりの途上ですが、コロナ禍前には毎日のように寄宿舎でみられた光景を再び目にすることができました。夕食後の自由時間。寄宿舎の先生と一緒に絵本を読んだり、遊んだりする姿です。しかし、以前とは違い、ソーシャルディスタンスやマスク姿の光景ですが、舎生のとても楽しそうな表情がどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。
専攻科2年理療基礎実習(灸)の授業!
灸治療でつかう『もぐさ』を作る授業を行っていました。
いつもの授業では、市販のもぐさを使っていますが、原料のヨモギから、どのようにしてもぐさが作られるのかを実際に体験してみる授業です。
乾燥させたヨモギから葉っぱだけをちぎり、適量を手のひらで丁寧に丸めていました。丸めるうちに、もぐさになる成分だけが残り、少しずつ色も変わっていく様子に、生徒も興味津々に取り組んでいました。
地震避難訓練(寄宿舎)!
先月のこと。南海トラフ地震を想定した避難訓練を実施しました。コロナ禍で感染状況が厳しかったせいで大規模な訓練を行ったのは久しぶりです。夕方で慌ただしい時間に津波も到達する想定で訓練を行いましたが、舎生のみんなは職員の指示に従って速やかに避難場所へ移動できました。また、集合した避難場所では職員から「避難時の心構え」とともに各自で家庭から持参した非常持ち出し袋の中身についても丁寧に確認しました。
「そうです。災害はコロナ禍であってもいつ襲ってくるかわかりません。常日頃からの備えが大切なんです!合言葉はお・は・し・も(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)ですよ!」
和食の日の給食!
11月24日(11=いい、24=日本食)は、「和食の日」でした。
給食の献立は、「牛乳、ごはん、とり天、小松菜のあえ物、新ショウガの金平、すまし汁」と和食の献立で、はちきん地鶏、小松菜、新ショウガなど、高知県産の食材をたくさん使用したものでした。
和食の特徴である『ダシ』をあじわうことができる「すまし汁」は、少し濃いめにダシをとってダシの味が分かるように工夫されていました。
能津小学校との交流及び共同学習!
11月22日(月)、小学部の児童が日高村立能津小学校との交流及び共同学習を実施しました。この交流学習は、30年以上続いているものです。例年は、12月に能津小学校で実施される「能津ふれあいまつり」に参加させていただいていますが、コロナ禍において、今年度はオンラインでの交流となりました。お互いに自己紹介を行い、それぞれの学校や地域、視覚障害などに関するクイズを出し合い、2校の合奏の発表というプログラムでした。
和やかな雰囲気の中、とてもいい交流ができました。来年度は、直接訪問させていただけることを願っています。
秋の作品色々!
秋も深まり、校内にも『秋』を感じる作品が多く掲示されています
修学旅行に行ってきました!
今年度は、3つの修学旅行団が10月中旬から11月初めにかけて、高知県内での修学旅行を実施しました。どの団も、お天気に恵まれ、予定していた見学や活動を全て実施することができました。
コロナ禍において、各見学先や体験先、宿泊施設等で、様々な配慮や感染症対策をおこなっていただき、無事に修学旅行を終えることができました。ありがとうございました。
第25回スピリットアート(高知県障害者美術展)!
第25回スピリットアートに出展していた本校高等部1年生の井上翔さんの作品が立体作品等の部で入選しました。
井上さんの作品名は「閣下!」、高知県立美術館で開催された美術展で展示されました。
第6回高知県特別支援学校技能検定認定証授与式!
10月15日(金)、『第6回高知県特別支援学校技能検定認定証授与式』が高知会館で開催され、夏に実施された技能検定で1級を取得した40人の生徒一人一人に、認定証が授与されました。本校としては、初めての1級を取得した、高等部本科普通科2年生田村瑛祐さんと、中学部2年生の高橋星凪さんが、授与式に出席しました。
一人ずつ壇上に上がり、認定証を受け取る姿には、緊張と誇らしい気持ちが溢れていました。授与式の最後には、田村さんが出席者を代表しての挨拶という大役を立派に成し遂げました。
高知盲新聞の配付へのご協力ありがとうございます!
本校では、地域の皆様に学校の取組や幼児児童生徒の学習の様子などを知っていただくことを目的に、高知盲新聞を年3回発行しています。その配付については、高知市枡形にある『高知新聞 川村販売所』様のご厚意により、地域の1,300世帯に高知新聞と一緒に届けていただいています。
学校の力だけでは、とてもこのように地域の多くの世帯にお配りすることができませんので、とても感謝しています。本当に、ありがとうございます。
お手元に高知盲新聞が届きましたら、拙い内容ではありますが、是非お目を通していただければ幸いです。学校ホームページにも掲載しておりますので、宜しくお願いします。
給食委員会の取組!
今年度本校の給食委員会では、嫌いな食べ物克服メニューの考案に取組んでいます。
事前に給食委員の児童生徒に、嫌いな食べ物、どうすれば食べられるかなどのアンケート
を実施しそこで出された意見をもとに、栄養士がレシピを作成しました。
その第1弾として、10月15日の給食に「きのこ入りハンバーグ」を提供しました。ハンバーグの中に小さく刻んだきのこをたっぷり混ぜ込み上から味の濃いソースをかけることで、きのこの食感と味を感じにくくする工夫がされています。
実際に食べた感想として、「本当にきのこ入ってる?と思ったけど、これならみんな食べられるなと思いながら食べました。」「マッシュルームが入っているのは気が付きませんでした。玉ねぎもおいしかったです。」「めっちゃおいしかったです」「きのこの食感と味の濃いソースがまろやかですごくおいしかったです。また食べたいです」などが寄せられました。
次回は1月に梅干しを使った梅干しチャーハンを提供します。
「美味しい?散策(寄宿舎)!」
高知県の新型コロナウイルス感染症対応ステージが「警戒」に引き下げられ、少しだけ日常を取り戻す活動も考えることができるようになりました。寄宿舎でも今までなるべく自室で過ごすよう舎生には呼びかけ、「3密」を可能な限り避ける生活の毎日でした。そのために余暇時間も屋内ばかりでさぞかし退屈していたに違いありません。秋晴れの気持ちのよい夕暮れ時、久しぶりに近くの公園に散策にでかけることにしました。
「水分補給のお茶、ハンカチそれから校長先生から貸してもらった手指消毒液は持ちましたか?」
「晩ごはんの前ですが、久しぶりに美味しそうな空気をたっぷりと吸ってお腹いっぱいになりましょう!」
約1時間後、寄宿舎に戻ってきたみんなの笑顔が、とても満足そうでした。
高知県食材を使った給食!
10月8日(木)の給食の献立は、ごはん、牛乳、四万十どりの香味天、干大根のあえもの、みそ汁でした。高知県の地場産業を応援する事業で、美味しくてヘルシーな四万十どりを提供していただきました。紅しょうがとシソが入った衣の香味天、彩りも楽しみながら美味しくいただきました。
フコク生命 オンライン訪問コンサート開催!
富国生命保険相互会社様の主催で『フコク生命オンライン訪問コンサート~きらめく音の音楽会~』が開催されました。
東京の会場と、学校の3つの教室をオンラインで繋ぎ、3名のアーティスト(ピアニストの竹村浄子さん、ヴァイオリニストの大森潤子さん、チェリストの長谷部一郎さん)の素晴らしいクラシックの演奏を楽しみました。密を避けるために2回に分けてコンサートを実施していただきましたが、児童生徒の事前のリクエスト曲にも答えていただき、それぞれ6曲を御披露頂きました。
コンサートをとても楽しみにしていた児童生徒は、普段聞く機会が少ないクラシックの曲に、じっくり耳を澄まして演奏に聞き入ったり、音楽に合わせて少し体を動かしながら聞いたりと、それぞれのスタイルでコンサートを楽しむ様子が見られました。
コンサートの後は、交流タイムも取っていただき、児童生徒からは「演奏している時は、何を考えていますか?」や、「何歳から楽器の演奏をしていますか?」、「それぞれの楽器の簡単な歴史を教えてください」等の質問が出され、丁寧に答えてくださいました。
コロナ禍で、どうしても行事等が制限される中、とても貴重な体験をさせて頂くことができました。フコク生命様、アーティストの皆様、本当にありがとうございました。
小学部理科の授業
小学部3年生の理科の授業で、「実ができたよ」の単元を学習していました。1学期にひまわりとホウセンカの種を植え、観察を続けてきました。「大きく成長したひまわりとホウセンカの根はどうなっているだろう」という疑問を持ち、前時には実際にひまわりとホウセンカを土から引き抜き、根を水で洗うところまで行い、本時は、乾燥させたひまわりとホウセンカの根を触察(触って観察する)して差異点や共通点をみつける学習でした。
ひまわりの全体像を触るのは初めてだったので、茎の太さや葉っぱのつき方、花から実になっている様子を、とても興味深く触察していました。根の観察では、根だけを切り離してじっくり触察した方がいいことを児童が提案し、切断した二つの根を机の上に並べて、じっくり触察していました。触察の結果、根の感触の違いやひまわりの根には太い主根があることを発見し、とても得意そうでした。
治療実習のご案内!
本校の理療科では、あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師の免許(国家資格)取得に向けた職業教育を行っています。その教育活動の一環として、生徒の治療技術の向上や視覚障害教育への理解・啓発、地域の方々の健康増進に寄与することを目的に、あん摩・マッサージ・指圧、はり、灸の治療実習をおこなっています。
現在は、高知県の新型コロナウイルス感染症対応の目安ステージが『特別警戒(赤)』のため、校内の教職員を対象に治療実習を行っていますが、ステージが『警戒(オレンジ)』に下がりましたら、外部患者さんの受付を再開しますので、是非ご利用ください。詳しくは、ホームページの『治療室』をご覧ください。新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、治療実習を行っていますので、よろしくお願いします。
夏休みテーマ研究!
6年生の児童の作品「理科 夏休みテーマ研究」が、廊下に掲示されていました。色々な野菜や果物(7種類)の種を実際に触って、その特徴をまとめたものです。一つ一つ丁寧に、種を貼りつけ、気が付いたことを点字でまとめていました。
取り組んだ児童に感想を聞くと、「色んな種を触って面白かった!」と答えてくれました。お気に入りの種についても、教えてくれました。
2学期が始まりました!
9月1日(水)、令和3年度2学期の始業式を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、各教室でそれぞれのタブレット端末を使用したオンラインリモートで実施しました。幼児児童生徒がそれぞれのアカウントを使って、Google Workspace for Educationのクラスルーム(2学期始業式)に入り、全校で繋がりました。
なかなか全校で集まる機会が持てない中、画面越しだけでは見えない・見えにくい幼児児童生徒が学ぶ本校では、お互いの声を聞く機会も大切です。今回は、始業式前に早くログインした幼児児童生徒から『しりとり』での交流を行いました。
「夏休み継続して頑張ったこと!」を発表してもらうコーナーでは、「点字盤でメ打ちを頑張った!」や、「洗濯物たたみや、掃除機かなど家の手伝いを頑張った!」等の嬉しい発表がありました。
始業式の後には養護教諭の先生から、新型コロナウイルス感染症予防のために気をつける5つのポイントを話してもらいました。徹底した新型コロナウイルス感染症予防対策を行いながら、充実した学校生活がおくれるよう教職員一同チームで取り組んでいきます。
始業式の後は、シェイクアウト訓練、美味しい給食も始まりました。
第35回紙とあそぼう作品展
紙とあそぼう作品展に、本校から2つの作品を出展しており、どちらの作品も審査委員長奨励賞をいただきました。いの町紙の博物館には本校からの2作品も含め、出品131点全作品が展示されました。
第6回高知県特別支援学校技能検定!
8月3日(火)、第6回高知県特別支援学校技能検定の清掃部門・接客部門が開催されました。本校からも3名の生徒が、清掃部門の「机拭き」に、昨年度より上の級を目指し参加しました。
とても緊張している様子が見られましたが、日頃の学習活動の中で取り組んできた練習の成果を十分に発揮することができていました。
先日、各学校で開催された情報部門にも、本校から6名の生徒が参加しています。
避難所開設訓練を実施しました!
高知市の防災担当者の方2名においでいただき、避難所開設訓練を実施しました。本校は、高知市の福祉避難所に指定されており、発災時にはその役割を果たすことになっています。今回は、通常の避難所の開設についての研修を行うことにより、幼児児童生徒が学校にいる時間帯に発災した時の避難体制や、地域での活動にいかすことを目的として実施しました。
1学期終業式をオンラインリモートで行いました。
7月19日(月)は、1学期の終業式でした。例年であれば、体育館に全員が集合して行いましたが、今回は、コロナ対策と熱中症予防のため、各教室等で各自のパソコンを使用して、オンラインリモートで実施しました。
充実した楽しい夏休みを過ごしましょう!
防災給食!
7月16日(金)は、1学期最後の給食でした。献立は、「備蓄ごはんのカレー、防災サラダ、バナナ」の防災給食でした。幼稚部・小学部の幼児児童のカレーには、ご褒美の自分たちで育てたじゃが芋とオクラがトッピングされていました。
学級園のお花や、野菜たち!
高知県の梅雨明けは、まだのようですが、幼稚部・小学の幼児児童の学級園では、皆が心を込めてお世話した色々な花やお野菜が元気に成長しています。
舎会人(社会人)になるために(寄宿舎)!
相変わらずのコロナ禍。昨年同様、舎生達は自室で過ごす日々が続いています。また、舎生のみんなも1学期の終盤を迎え、寄宿舎生活にも少しは慣れてきた?様子。寄宿舎の先生から「時間やルールを守りましょう!」、「自分の持ち物は整理整頓してください!」、「親切にされたらお礼を言いましょう!」など声をかけられている場面が見受けられるようになりました。寄宿舎は集団生活の場です。お互いが気持ちよく過ごすためにはお互いを認め合い、尊重する時間も大切と考え、小さな集会(学習会)を開きました。少しずつでいいのです。卒業後、素敵な社会人になって欲しいと心から願っています。
今年もおいしい野菜をありがとうございます。!
今年度も日高特別支援学校の中学部農産園芸作業のみなさんの育てた野菜を本校の給食に使わせていただけることになりました。
採れたて新鮮なきゅうり。いつものきゅうりより瑞々しかったです。
きゅうりのお礼にと本校の給食委員会より、お礼状と給食を食べている様子を描いた絵を送りました。
今後もこのような交流を続けていきたいと思います。
幼稚部の制作!
幼稚部の教室では、楽しそうに花火の歌を歌いながら、制作活動をしていました。手のひらに、筆で上手に絵の具を塗って、紙に手形を押したり、筆でトントン色を付けたり、楽しんでいました。
出来上がった作品は早、早速、廊下の掲示板に飾られていました。
りゅうきゅうを使った給食!
7月1日(木)の給食の献立は、『ごはん、魚の包み焼き、りゅうきゅうの味噌汁、くるみ和え』でした。『りゅうきゅう』は高知の特産品で、色々な料理に使われる夏野菜です。
葉っぱが付いたりゅうきゅうを見たことがないだろうと、生産者の松﨑さんが大きな葉っぱの付いたものを提供してくださり、児童生徒は、実際に見たり、触ったりすることができました。「おおきな傘みたい!絵本で見たことがあるよ」や、「葉っぱの筋が大きいね!水分を蓄えるんだよ」、「何だか風船みたいにフワフワ動くね」等々、口々に感想を言っていました。今日のりゅうきゅうのお味噌汁は、いつもより一層美味しく感じたことと思います。
小学部6年生の理科の授業!
理科室で小学部6年生の児童が、「物の燃え方と空気」の学習を行っていました。
全盲のお子さんの授業で、集気びんの中の石灰水の色の変化の有無を感光器の音の変化で知り、物を燃やす前と後の気体の変化について調べていました。じっくり実験に取り組み、ロウソクの火の変化を「消えた!」と、自分で気づき発言したり、実験からわかったことを自分の言葉で表現したりする学習に意欲的に取り組んでいました。
授業で育てた野菜を活用した給食!
グラウンドの端にある畑では中学部と普通科の生徒さんが授業で育てた夏野菜が大きく実ってきました。この野菜を学校給食に活用させていただき、おいしい酢鶏ができました。
同じ学校の仲間が育てたピーマン。いつもよりおいしく感じることができたのではないでしょうか。来月にもきゅうりを給食に使わせていただく予定です。
オリンピック・パラリンピックの学習!
本校では、昨年からオリンピック・パラリンピックについての学習に取り組んでいます。
その一つとして、先日、高知県文化スポーツ部スポーツ課の方にオリンピック・パラリンピックの聖火リレーに使われる実物のトーチを持ってきていただき、近くで見たり、実際に触ったりする学習を小学部で行いました。
実物に触れるとあって、子どもたちも興味津々!全体の大きさを把握してから、細かい形を理解したり、実際に持ってみて重さを体感したりしました。パラリンピックのトーチには、点字(英語)で「勇気」「強い意志」など4つの言葉入っており、実際に触って読んで確認する児童もいました。
休み時間には、他の学部の生徒も参加し、見えない、見えにくい子どもたちにとっては、とても貴重な経験となりました。
高知県産の食材をたくさん使った給食!
6月18日(金)の給食は、四万十鳥のカレー、さつま芋サラダ、手作りゆずゼリー、牛乳の献立で、高知県産の野菜や、四万十どり、ゆず果汁と、高知県産の食材がたくさん使われていました。前日のお昼休みには、給食委員会の生徒から献立についての放送があり、みんな、とても楽しみにしていたようで、食堂には美味しいの笑顔が広がっていました。
中国・四国地区盲学校弁論大会(山口大会)!
例年、中四国の盲学校で選出された弁士各1名が集合して行っている中国・四国地区盲学校弁論大会が、今年は事前に収録した動画を使用したオンラインで開催されました。
本校からは、高等部本科普通科1年生の安岡未来さんが弁士として出場しました。オンライン開催ということで、弁士以外の7名の中学部・高等部の生徒も参加し、他県の弁論発表を視聴しました。審査員長の公表にもありましたが、いずれの発表も甲乙つけがたい素晴らしい発表でした。
運動会を実施しました!
6月5日(土)に、新型コロナウイルス感染症予防対策を徹底しながら、午前中に幼稚部・小学部、午後に中学部・高等部の運動会を実施しました。
学習での取組の成果をしっかり発揮することができ、児童生徒同士の交流も深めることができた運動会でした。
6月は食育月間です!
毎年6月は食育月間です。今年度本校では食育月間にあわせて、地場産物を活用した給食づくりをテーマとして取り組む予定です。
その取り組みの一つとして、6月より高知市鏡の農家さん(松﨑英子さん)から給食用の野菜の一部を購入することとなりました。農家さんから直接購入することで今まで以上に新鮮で安全な高知の野菜を提供することができるのではないかと考えます。
6月は玉ねぎを使わせていただきます。
こいのぼりが泳いでいます!
例年より早く梅雨入りした5月も終わりが近づいていますが、学校の中では幼児児童が作ったこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
5月の学校給食目標は「地場産物を知ろう」!
5月の学校給食目標は、「地場産物を知ろう」でした。5月の給食の献立には、沢山の地場産物が使われたメニューが登場しました。
5月最後の31日(月)の給食の献立も、生産量全国1位の「ニラ」を使ったニラ玉炒、高知特産で今が旬の果物「小夏」、ごはん、ゆで豚のごまだれがけ、牛乳でした。
栄養満点で美味しい給食を食べて、免疫力をアップさせましょう!
「ワクワク・ドキドキ盲学校の寄宿舎がスタート!」
4月からいよいよ寄宿舎の新年度がスタートしました!
下校後は、みんな疲れた様子で帰って来て、「ふぅ~~~」と一息つく様子も(^▽^;)
新年度が始まってまだ二か月ですが、みんなとっても頑張っています。毎日お疲れ様
帰って来てやるべき事を済ませた後は、先生とおしゃべりをしたり、テレビや音楽を聴いてそれぞれでゆったりとした時間を過ごします。この日のおやつは、なんと!みんな大好き“いちごのタルト”でした。幸せそうに食べるみんなを見て、先生たちも幸せな気持ちになります。新型コロナウイルスが落ち着いたら、みんなでどこかにお出掛けしようね!
この一年間、新しい仲間・職員と共にみんなで助け合いながら、楽しく生活を送っていきたいと思います。
「校内弁論大会!」
中国・四国地区盲学校弁論大会への予選を兼ねて、校内弁論大会を実施しました。
弁士は、中学部から高等部専攻科までの11名、制限時間は7分、演題は自由、各自が設定した演題について、それぞれの思いを発表しました。
「将来の夢」、「増え続ける数字」、「コロナ」、「学校に来ませんか」、「運のいい僕の幸せ」などの演題で熱弁が繰り広げられ、弁論が終わると会場の体育館内に大きな拍手の音が広がっていました。
厳正な審査の結果、「今までの経験とこれからの期待」という演題で発表した高等部普通科1年生安岡未来さんが、最優秀賞となりました。おめでとうございます。
今年度の中国・四国地区盲学校弁論大会は山口県で開催予定でしたが、現地へ集合しての開催は難しく、オンラインでの開催に決定しています。中国・四国地区でも上位入賞を目指して頑張ってもらいたいです。
「中国・四国地区盲学校PTA連合会」
5月1日(火)に、中国・四国地区盲学校PTA連合会総会、研究協議会、研修会をオンラインで開催しました。
中国・四国地区は、1県に1校の盲学校(視覚障害者である児童生徒等に対する教育を行う特別支援学校)が設置されており、9校の参加で開催されました。本来であれば、中国・四国地区の主管校(今年度は徳島県)に集合しての開催ですが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインでの開催となりました。
研究協議会では、進路の問題、社会参加、通学支援等について、事前に出された協議題について活発な意見交換がなされました。午後からの研修会は、鳴門教育大学 谷村千絵 准教授による 「防災の基本とフェーズフリー~障がいのある方への連携や配慮を含めて~」で、学校の防災への取組にも大変参考となる内容でした。
オンラインということもあり、4名の保護者の皆様に参加いただくことができ、有意義な会となりました。